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第1話 成長

こんちゃ。ミーハーです。

俺がここの家に来ておそらく一週間が経った。実に早いものだ。だが、赤子はよく眠る。そのため時間の感覚が狂ってくる。


取り敢えずここの一週間で分かったことを整理しよう。

まず、拾ってくれた夫婦2人の名前だ。

おそらく、母の方がクララ 父はハンス というらしい。


この二人は普段、農業で生計をかけている。

だが、村の人はかなり不思議がっているそうだ。


まあ今はこんなところだな。まだ俺は赤子だ。喋ることも出来ないし、コミュニケーションをとることがほぼ不可能だ。

言っている言葉も理解出来ない。まあ仕方がないよな。すぐ覚えるだろう。


それから1年が経ち…


俺もよちよち歩きを卒業した。とうとう二足歩行へ進化したのだ…!

言葉の意味を少しずつだが、理解してきた気がする。だが、流暢に喋ることは出来ない。ご飯やトイレなど、生活に必要な言葉くらいしかまだ、覚えていない。

クレアとハンスは相変わらず仲がいい。まさに理想の夫婦って感じだ。

俺も前世にこんな幸せな生活をしたかった。


さらに3年の月日が流れた。

俺は言葉を覚えた。人間は基本この言葉を使うらしい。母とも父とも喋れるようになった。この二人は一心共同体の様に仲が良さそうだが、一つ考えが違うところがあるらしい。


覚えさせる魔法だ。母は治癒魔法 父は攻撃魔法を覚えさせたいらしい。

なんでここが違うのかも分かった。

この二人の得意魔法は正反対らしい。

母は治癒魔法 父は攻撃魔法全般 を得意としていて、付き合い始めてからずっと子供に覚えさせる魔法を話し合っていたらしい。

まあ意見が食い違うのも分かる気がする。

「お父さん、お母さん。僕、どっちの魔法も覚えたいな。」


取り敢えずこんな感じに言ったらいいだろ。


「そうだな。取り敢えずどっちも覚えて、得意な方を特訓しようか。」


それから毎日治癒、攻撃魔法の特訓を2時間ずつすることになった。

正直俺はどっちも使える。本当に。

でもクララとハンスの魔法の技術には到底及ばない。この特訓以外にも家にあった本を使ったりして、色々な魔法を覚えることにした。

この世界の魔法には階級と練度があるらしい。まずは階級。初級魔法、中級魔法、上級魔法、そして、練度だ。これはLv1の子供が上級魔法使っても威力は出ないよねって感じだ。

取り敢えず魔法の種類も分かった。

まずは妨害系魔法。

煙幕を出したり、相手の体を麻痺させたり。

次に強化系魔法。

シンプルに力を強くしたり、魔力を高めたりでかなり便利な技ばかり。

あとは召喚系魔法かな。

ドラゴンやスケルトンを召喚できるらしい。かっこいい。

他には特殊魔法があるらしいがこれは俺にはまだ早い。強力すぎる魔法を使おうとしても、自分の体に負担をかけるだけらしい。

まずは初歩的な魔法から覚えるとしよう。


「お父さん。お父さんの特に得意な魔法はなんですか?」


まあ取り敢えずハンスに聞いとけばなにが強いかとか、分かるだろう。


「そうだなー。全部だな!魔法は全てがかっこいい!だから好きなんだ。


めっちゃいらない回答がきてしまった…ハンスは意外にも脳筋なのでは?


「あ、そうなんですね。ありがとうございます。」


まあ一旦全ての魔法について調べてみるか。これは時間がかかるぞ


       〜魔法について調べてから一ヶ月〜


やっと全ての魔法を読み尽くした…!火、水、風、土、光、闇、雷…

いや多すぎ!だが俺は2chを巡回しまくり、ゲームの周回を永遠としていた男。この程度朝飯前だ。


覚えることができたらまずは実践!基礎的なのはほぼ使えるので、少し上の中級魔法を使おうと思う。


焔燃(バーニング)!」


うん。まったく威力がない。なんなら初級魔法の方が威力出るまであるぞ。


まあいい。これからもしっかり学んでいくとしようか。


その日から、魔法について独学ではあるが、原理などは掴んできた。

だが、独学にも流石に限界がある。やはり専門的な知識を得るためには何か行動に移さないとダメなのか。


              〜その後日〜

朝ご飯を食べていたその時。

「アステリア。魔法学校には興味ない?」

母が尋ねてきた。

「魔法学校?」

魔法学校は魔法を学ぶところなのだろうか。

「魔法学校っていうのはね、魔法をより詳しく学ぶところなのよ。貴方ならきっとそこで活躍できるはずよ。」

結構良いところじゃん。


「そんな場所が…!是非行きたいです!」


勿論俺はOKだ。


「入学は一週間後よ。急だけど、がんばってね!」


一週間か。あと少しではないか。


「分かりました!お母さん!」


朝ご飯を食べ終え、俺は自分の部屋に戻った。


「魔法学校か…楽しみだなぁ。そこで活躍して、女の子からチヤホヤされるかな」


正直下心はあるよ?だって男だよ?仕方がないでしょ?


        〜あっという間に一週間が経ち〜


カーテンからの光。もう朝か。

「アステリア!今日は入学式よ!」

クララはテンションが高い。

「そうですね。急いで準備します。」

朝の支度をし終えて、いよいよ魔法学校に行く。楽しみだ。でも何故だろうか。足が震えている。心臓の鼓動も早くなっているし、息も荒い。

こういう時は深呼吸………

「では行ってきます!」

頑張りました

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