第19話 お背中をお流しします♪
その日の夜、ラムリア城内の女風呂。
ミネルバとアオラ、シャーロットとリアナの4人は一緒に仲良くお風呂に入っていた。リアナは普段、地下図書館に閉じこもっていることからミネルバとアオラが入るタイミングには合わないことが多いのだが、今回はこの後の女子会にも顔を出すことが決まっているため、入浴のタイミングを合わせたのである。
シャーロットに関しては入浴の前には元気を取り戻したようで、3人と部屋で合流してから風呂に来ていた。
「は~い、ミネルバ様!いつも通り、お背中をお流ししますね~」
「うん。お願いね」
アオラは手拭いを泡立てながらミネルバに声をかけると、ミネルバはアオラに背中を向ける。そこからアオラは泡立てた手拭いを使ってミネルバの背中を洗い始めた。
「ねえ、リアナ」
「何かしら?」
アオラがミネルバの背中を流してあげているところを見ながらシャーロットはリアナに声をかけた。
「あの2人って、いつもあんな感じなの?」
「ええ。いつもあんな感じよ」
シャーロットに聞かれたことでリアナはお風呂タイムでも仲良しなミネルバとアオラの方を見ながら答える。
「へえ~、ホントに仲が良いんだねぇ」
「そうね。せっかくだからシャーロットの背中は私が流してあげましょうか?」
「えっ?いいの?」
「ええ。隣国の王女様の背中を流せる機会なんてそうそうないからね。それに、模擬戦の時のお詫びも兼ねて」
リアナはそう言いながらシャーロットの隣に移動する。するとシャーロットはリアナが洗いやすいように背中を向けた。
「それに関してはもう気にしなくてもいいのに~!でもそれなら、お願いしよっかな」
「オーケー。任せて」
リアナはそう言うと手拭いを泡立ててシャーロットの背中を洗い始める。リアナに背中を流してもらっているシャーロットは嬉しそうにしていた。
「終わったら今度はあたしがリアナの背中を流してあげるからね!」
「あら、それは光栄ね」
シャーロットに背中を流してもらえることになったため、微笑みながら答える。シャーロットはリアナに背中を洗ってもらいながらミネルバとアオラの方を見ていた。
「どうかしたの?」
「うん。ミネルバもアオラもリアナも胸が大きいな~と思ってね。正直、羨ましいよ」
シャーロットはそれなりの大きさはあるが、どちらかといえば貧乳の部類に入ってしまう胸の大きさであるため、胸が大きい人が羨ましいのだろう。ちなみにミネルバは豊満といえる大きさでアオラとリアナは美乳といえる大きさの胸の持ち主である。
「羨ましがられるのは正直、嬉しいけどシャーロットは綺麗な肌をしているわよね。それだけで魅力的よ。それに、胸は大きくても良いことばかりじゃないから」
リアナはシャーロットの背中を流しながらもそう言うが本心からそう思っているようで、その声音は優しいものとなっている。
「リアナの言うとおりだよ、シャーロット。私は肩凝りがよくあるんだよね」
シャーロットがリアナと話をしていると、ミネルバが自分の身体を泡立てた手拭いで洗いながら話しかけてくる。
「そうなんだ~。大きい人には大きい人の苦労があるっていうことか」
「ミネルバ様はただでさえ政務でお忙しい日が多いので、肩凝りでお困りの時は私がマッサージしているんですけどね!あっ、ミネルバ様。背中の方は終わりましたよ~」
「ありがとう、アオラ。それじゃあ、次は私が背中を流してあげるね」
「ありがとうございます~!」
ミネルバはアオラに背中を流してもらえたことで、シャワーで身体についた泡を流していた。その後に洗いタオルを泡立ててアオラの背中を洗ってあげていた。
「こっちも終わったわよ」
「ありがとう~。それじゃあ、今度はあたしが洗ってあげるよ」
シャーロットはリアナに背中を流してもらったことで今度はリアナの背中を流してあげるために手拭いを泡立てていた。




