4話 魔法説明あり
4話 魔法説明あり
『それでは、魔法について説明する』
まず、基本となることを聞いたかんじまとめるとこんなかんじだった。
魔法とは魔力と魔素によって引き起こされる現象である
魔力とはモンスターや人族などが体内にある魔力器官であったり魔石から引き出される力であり、これをイメージや詠唱、魔方陣といったもので魔法にするためのしばく材である。
魔力を鍛えるには誕生から15年の間どれだけ魔力を使ったかによるらしい。また、使いきりが理想だそうだが基本使いきると寝込むことになるそうなので止めておけといわれた。
これに加えてモンスターは存在進化でも増えることがあるそうだ。
魔素とは世界中に漂うこの世界特有の元素であり、魔力を核とした時魔素で肉付けし魔法を発動する為のエネルギーであり、モンスターの生存するためのエネルギーである。
また、魔素にも属性があり水の多いところでは水魔法が使いやすく火魔法が使いにくいなど制約があったりするとか。
魔法の属性について
基礎属性として、火、水、土、風
上位属性として、光、闇
応用属性(複合属性)として、氷(火+水)、溶岩(火+土)、雷(水+風)、毒(水+土)、嵐(火+水+風)、時空(光+闇)
応用属性は複合属性といわれるだけあって氷の適正があればと火と水の属性も扱えるようになるそうだ。
特殊属性またはユニーク属性というのは無数にあるらしい。
なぜかというと基礎、上位、応用に当てはまらない魔法全てをそういうらしいからだ。
『基本はこんなもんかの。あとは、自分の属性を知ることがたいせつだ。』
『自分の属性ですか。』
『まぁ、お前の場合魔法剣が全属性となっているのなら全部使えるはずだがお前の器がまだ小さく魔力も少ない上に制御技術が不足しており使えるようになるにはまだ先だな。但し基礎や上位属性は使えるそうだ。応用は消費が半端なく多いため、制御を磨き魔力の使用量を減らして魔素の割合を多く出来れば問題なく扱えるようになるでろう。とういうことでまずは、制御力を鍛えようかの』
『はい!』
『それでは、まず魔力を手のひらにこのように出して止めてくれ』
んー、名前がないから言いにくいから師匠と呼ぼう、____の手のひらには球状の力があるように見える
それを真似て出そうとするが、漏れるだけで球状にはならないが試行錯誤を重ねて10分ほどでできるようになった。
【魔力制御スキルを取得しました。】
『凄いの、これができるようになるのに1週間は最低かかると思ったのだがいやはや・・・』
『次はどうしたら?』
『次は魔力でまた魔力球をつくりそれをこのように動かしてみろ、初めはゆっくりでいいからの』
なんか、最初は目に見える動きだったのが後からは線しかみえないような速さで動いているのだが・・・
『はい!』
『では、はじめ!・・・ふうこれだけ難易度上げればゆっくりできるじゃろ』
『何かいいました?』
『いやいやなにも?ほらはやくやるんじゃ』
まずは手に魔力球を作って動かす・・・
ん?どうしたらいいんだ?んー、イメージを送ってみるか、上に浮かぶように・・・
よし!成功!そしたら、次は・・・
それから1時間ほどがたったころになると自由自在に動かせるようになり、高速移動も可能となった!自由に動かせるようになったときと高速で動かせるようにようになったときで魔力制御のスキルレベルが上がり、レベル3となっていた。
面白くなってきたので球を増やしたり、さっき聞いた属性を一通り追加したりしていろいろやってみたらスキルが増えたり、魔力制御スキルがカンストしたりしたので一旦止めてステータスを確認してみた。
種族 魔硬木スケルトンナイト
Lv 9
ネーム【シュティング】
ランク E
力 E
敏捷 F+
耐久 E+
魔力 D+
気力 F
ユニークスキル
無限成長
(レベル上限なし 経験値増大 吸収成長)
アイテムボックス
異界言語
エクストラスキル
ルーラーゲーム
全属性適正
並列思考Lv5M
スキル
魔力吸収 念話 剣術Lv2 硬化 魔法剣(全属性)Lv2
魔力制御Lv5M
加護
遊戯神
魔力制御の横のMはマックス表してるようでなんとなくこれ以上制御はできないと感覚的にわかった。
それと、魔力球に属性を全部試しに着けてみた結果全属性適正というスキルがはえた。
それと最後の方は全属性球をだして違う動きで動かしていた影響なのか並列思考というエクストラスキルが即カンストしたようだ。
これなら一度見てもらおう!
『師匠!できました!』
『なんと!もうできたのか?!今回はさすがに今日では出来ぬとおもっとったが、よし今の全力を見せてみよ!』
『はい!』
言われた通り全力で全属性球を縦横無尽に動かしてみせた
『・・・・』
『あの、師匠どうでしょうか?』
『・・・お主もしや、魔力制御レベル5と並列思考を獲得しとらんか?』
『はい!並列思考もマックスで全属性適正も獲得しました!』
『それでは、今日の所はおしまいじゃ、休んで明日は剣の修行忘れず行くんじゃよ』
『はい!』
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