20話
20話
進化後のステータスを確認するかな。
種族 スケルトンルーンナイト稀少種
Lv1
ネーム【シュティング】
ランク B
力 B
敏捷 B
耐久 C+
魔力 B+
気力 B+
ユニークスキル
無限成長
(レベル上限なし 経験値増大 吸収成長)
アイテムボックス
異界言語
エクストラスキル
ルーラーゲーム
◯◯◯の使い手Lv0
全属性適正
並列思考Lv5M
スキル
魔力吸収 念話 剣術Lv3 硬化 魔法剣(全属性)Lv3
魔力制御Lv5M 気力制御Lv4 魔気身体強化Lv4 魔法(全)Lv2
剣気Lv1 魔闘衣Lv1new
加護
遊戯神
うん、なんか稀少種とかになってるし全体的なステータスが軒並み上がってるし魔闘衣とかいうスキル増えてる。
スキルはあとで試すとして・・・
身体の色合いの黒だけと良く見ると遊び心が見え隠れする幾何学模様がある?
これ、あれだろ遊戯神関係だろ。
ちょっと身体ならすのに適当に動いてみるか。
暫く動きを確認して能力把握に勤めたあと、スキル魔闘衣を使用してみた。
今回は使用したことはないがLv1はあるスキルなので使い方を知っていると思ったので感覚に従って使うと骨に描かれた幾何学模様から魔力と気がにじみ出て来て混ざり鎧の様になった。
少し触ったり動いたりしてみた所身体能力が一段階上がっているような気がしたが、魔力と気共に消費量が多く持続するには辛いことがわかった。
これはきっと熟練度の問題がかなり高いようだ。
それでも試した感じいろいろ面白いことが出来そうなので今後試していこうと思う。
まぁ、切り札として使えるくらいにはならないといけないけどな。
そこから暫く訓練を続け慣らしを終えたので街へと戻った。
『ふぅ、姿が変わっても進化が当たり前の種族だがら、なんとか同一人物認定もらえてよかった。』
と一人ごちていると前方からフレアが歩いてきてそのまま素通りして・・・
『ちょっ!フレア流石にそれは傷つくぞ!』
『ん?誰あんた?いきなりしつれ・・・もしかしてシュティング?』
『気付いてなかったのか?』
『そりやぁそんなに変わってたら判らないわよ!』
『と言っても変わったの色くらいだろ?』
『何いってんの?色もだけど雰囲気も何て言うか変わってるから別人だと思うわよ?』
『まじで?』
『えぇ』
『んー、黒くなって骨に模様できてオシャレになったくらいの感覚だったんだけどなー』
『所で種族何になったの?』
『ルーンナイトスケルトン稀少種っていうのだけどどんな特性の種族かわかるか?』
『ルーンナイトだからマギナイトの上位種族ね。つまり、魔法剣士タイプにはうってつけだけど稀少種だからまだほかに違いがあるかもしれないわね。』
『ほう、そうなのかそしたら順当進化だな。前はマギナイトだったし』
『というか、マギナイトってたしか2回進化しないと成れなかったと思うのだけどあなた産まれてまだそんなにたってなかったわよね?』
『ん?あぁそうだな。』
『それで今回で3回目の進化って早すぎよ!私でもまだ2回目でスケルトンマジシャンなのに』
『フレアでもって産まれてどれだけなんだ?』
『女性に歳聞くなんて失礼ね!まだ17年よ!』
『そうかぁ』
『まだ若いんだからね!』
『うん、そうだな。』
オレはまだ生後1年すら経ってないけどな・・・
『ちょっと長く話しすぎたみたいだしそろそろ行くわよ!』
『はいはい』
そして、オレたちは会館前にやって来た。
『まだ、誰もいないわね』
『まぁ、遅れるよりよかったな』
『まぁ、そうね。』
『お、向こうから来たんじゃないか?』
『あぁ、残念だが後ろだよ』
『え?』
『会館におられたのですね。』
『すまんね。それでは案内するのでついて来てくれ。』
『『はい!』』
『歩きながらでいいのだがシュティングくんでいいのだよね?』
『はい。先ほど進化しまして。』
『そうか。昨日から比べると殻を破ったと思うくらい強くなっているからね。』
『不味かったですかね?』
『いやいや、うちの新米どもは一般人に毛が生えたくらいだがランクではC+はあるからね。いい刺激になるだろう。』
『私まだC-だからなぁ・・・まぁ、魔法では負けませんけどね!』
『はっははは!ホントに元気のいいお嬢さんだね。』
『気になっていたのですが骨人の見分けよくつきますね?オレたちは同族なのでわかるのですが・・・』
そうなんだよなぁ、なぜか骨だけなのに見分けがつくんだよなぁ。
なぞだゎ。
『簡単だよ。ある程度魔力を感じ取れるなら魔力の違いで判るさ』
『あ。やっぱり外観じゃなくてそっちなんですね。』
『流石に申し訳ないけど骨格で男女はわかっても個別はわからないさ。』
『ですよね。』
フレアのやつ静かだな・・・
『お、ついたぞ。』
『ここは?』
『この街の駐屯所の訓練施設だ。さぁ、中へ入ってくれ』
『『失礼します。』』
そこには多数のヴァンパイアが・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます。




