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リレー小説「再会」(仮)  作者: Meu × J.H
7/11

7(by Meu)

「いらっしゃいませ」

二度目のバーの店員は、変な顔することなく、二人を出迎えてくれた。


二人は席に着くと、酒を注文した。真里はジン・トニック、タケシはモスコ・ミュール。二人とも、喉が渇いていた。真里が、

「じゃ、改めて、乾杯」

二人はグラスを合わせた。タケシに寄り添う真里。さっきよりも、明らかに親密になっているのは、バーテンダーの目からも明らかだった。

あの新入りバーテンダーが、声をかけてきた。

「お二人は仲がよろしいようですね」

「いや、そんなことないんだけど」

真里が照れながら笑う。


「それより、この店、ラーメンはないのか」

タケシが腹を押さえて呻く。

「あるよ!」

この店では異色の、頭の禿げ上がった男が登場した。

「特製ラーメンでいいかい」

タケシは頷いた。

程なくして、醤油とんこつの特製ラーメンが二人分出てきた。

タケシは、ラーメンをすすると、言った。

「そうか、俺の胃袋は、これを求めていたんだ!」

「タケシ、ラーメン好きだもんね。懐かしいな」

真里は笑顔で頷く。


「な、俺たち、やり直さないか?」

タケシが言った。

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