グンニグルを手にする者
読んでくれてありがとう!!
才能の持ち主といわれたが自覚がない
シスズは魔物を倒す想像ばかりしていた
ワンドで魔法を操り剣豪を凌ぐ実力になる
彼はそう思っていた そんな時世界三冠司祭
の一人マズーラという人物が大街を訪れること
になった ドラゴン討伐に向けて儀式魔法を
唱えるためだ 儀式魔法は精霊都市の中心
の館で行われる 首脳陣が呼ばれ見守る
マズーラは初老の男性を想像したが、大層
若い 大振りなワンドを持ち 黒いローブに
金のフードをかぶっていた それを大人達と
後ろの方から見ていた シオシスは後から入
ってきて首脳陣の息子として紹介された
剣を背に携えたまま無愛想にいる
討伐の簡単な計画と帝国との連携を話し合い
その間司祭は目を閉じていた
「司祭」と使いの者が呼ぶとゆっくりと目を開けた
「ここで儀式魔法を行う前に言っておかなければなるまい」
あたりは静まりかえり 沈黙が降りた 彼はまっすぐを見つめた
「この場にグンニグルを手にする資格を持つものがおる」
皆 沈黙したままだ その間
誰のことだろう?
と考えた そしてまっすぐを指さすとシシズを指名した
え?
何かわからない子供のシスズを大人達が見ていた
自分はただ才能のある一子共として呼ばれただけだ
そう感じて唖然とした
司祭は目の前にくると優しい目をしていた
「君はグンニグルを手にしてあるものを倒すのだよ」
まだ唖然としていた 暖かい司祭の手を握った
読んでくれてありがとう!!




