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FILE NO,1 四季学園の宝箱。「全校街中探索会」 NO.4

「さて・・・・。どうする?」夏也が口を開く。

みんな答えない、雪花以外ははまさかこんなに夏也の成績が悪いとは思っていなかったのだ。

しばらくして、書類に目を通していた星希が沈黙を破った。

「とにかく公民館に行かなきゃな。」

「え、なんで?」

「書いてあるだろ、夏也。」

星希が差し出した紙には、こうかいてあった。

『まず公民館に行き、暗号を入手してください。

 ヒントは・・・』

『限られた者のみ入ることの許された水多く、最も天に近い場所、

 その場所に立ち入ることが出来るのは、全人口の2分の一。』

「わけわからん。」

「あたしもわかんないよ」

「わたしもよ・・。」

「俺もだ・・。」

「どうするんだよ、オレはともかく、みんな分かんないんじゃ・・。

「でも、ひとつ分かったことがあるわ、まず公民館に行かなきゃ」

かくして一行は自転車にまたがり、公民館へ急ぐのだった。

自転車をとばしながら、みんないろいろ考えていた。

銀色の自転車にのっている星希は・・・

(ったく・・先生も面倒なことしやがるぜ・・

 この時点で、立派な暗号じゃないか・・・)

明るい水色の自転車のペダルをこぎながら、雪花も考えた。

(あの暗号わけわかんない・・・

 この調子で大丈夫かなあ・・・?)

オレンジの自転車を一生懸命こぎながら、秋も考えた、

(みんな自転車こぐの早すぎ・・・

 暗号はさっぱり解けないし・・・。)

みんなの先頭で元気良く深緑の自転車をかっ飛ばしていた夏也は・・・。

(腹減ったなぁ・・昼食は公民館の近くのマックで食べよう・・)

祭りは、始まったばかり・・・・・・・。



登場人物紹介

朝葉雪花(あさはゆきか)

夏也の幼馴染。

夏也と同じくスポーツ万能。

スポーツテストでは10項目中、

長座体前屈を除く9項目でトップ。

一人称はあたし。

明るく活発なリーダータイプ。

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