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まなざし

作者: 村雨祐次郎

遠い大地のシベリアは

祖父と大叔父を攫ったその場所は

私の思いも及ばぬ程

冷たく厳しい場所でしょう


北の土地のシベリアで

祖父と大叔父が交わしたまなざしは

私の思いも及ばぬ程

温く重いまなざしでしょう


果ての大地のシベリアを

祖父が話したのはそれだけで

私が思うに明らかに

たったのそれだけではないはずで


隣の大地のシベリアは

今でも冷たく厳しくそのままで

私が思うに明らかに

誰かが、まなざし交わしてる


-------


Siberia, a land far away from ours.

The land abducted my grandfather and great-uncle.

I can't even begin to imagine.

But it must be a cold and harsh land.


Siberia, in a land of the far north.

The glances that my grandfather and great-uncle exchanged.

I can't even begin to imagine.

But those must be so warm and heavy.


Siberia, a land of the world’s end.

That's, that is all my grandfather ever spoke of.

I think not, and it's obvious.

That is not all he experienced.


Siberia, a land next to ours.

Still cold and harsh land now.

I think so, and it's obvious.

Someone is exchanging glances still now.

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