「10」 【おや】とは?
【コイツら】とは、どうしたら共存できるのか?
【コイツら】のことをよく知らないといけない。
自分が足りない所を補えばいいのかもしれないが、
【コイツら】は強者タイプだ。真っすぐに進む。
右にも左にもいかない、下がることもしない。
しかし、時には曲がったり来た道を戻らないと詰まることがある。
道とはそういうものだ。
新たな道を作るのは難しい。馬鹿になって人のしないことのできる冒険者
が必要だ。
生きていたら、そんな馬鹿な人間は少ない。大人になればなおさらだ。
死ぬのが怖い、当たり前だ。人間は動物と違い、死ぬことをイメージできる。
死ぬことをイメージできるから、死ぬのが怖い。
なぜ、戦争で命をかけて戦うことができるのだろう?
愛する家族のため? 愛する祖国のため?愛する神のため?
自分だけを愛していたら、なかなか戦えない。
愛すれば、愛してもらえることはある。
その関係性に応じた愛し方。
ただ好きになり憧れても、愛に応じてもらえるとはかぎらない。
愛と愛が共鳴することもあるだろう。
一人より、二人、三人と多数のほうがいろいろなことができる。
一人で戦っていても限界はある。
僕らは「どんな言葉に」震える?
そう、感動するともいう。
【コイツら】が感動する言葉は何だ?
普通は育ての親、産みの親に感謝する。
言葉で理解しなくても普通はそんなものだ。
親が無理な教育したり、仲間ができ、仲間が親を否定する生き方だと
感謝の気持ちが弱くなるかもしれないが。
親は子供を導く存在である。
先生や先輩が、親のような存在になることもあるだろう。
【コイツら】を導くオヤがいなかったのか、いなくなったのか?
人生に失敗して自殺したくなることもあるだろう。
恐らく、オヤなる存在はそれを止める。
しかし、そこからなんだよ。
そこから、どう生きるかなんだよ。
【コイツら】は、尊敬されるオヤ(神)になれるのか・・・・・・
俺は、考えてしまう。