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プロローグ


 これは、運命に打ち勝つ男の話――。


 冤罪に、不遇に、逆境に、強敵に……。

 それらすべてに打ち勝ち、跳ねのける。

 その先に待つものとは……?







「ユノン・ユズリィーハ! 薄汚い魔族め! 俺はお前を追放――いや、討伐する! なぜならこの俺様が真の勇者だからだ! 悪は滅びるべし! うおおおおおお!」


 そう言って剣を向けてきたのは、俺の幼馴染でありパーティーメンバーでもあるギルティア・カストールだった。


「ちょっと待て、誤解だ! 俺は魔族じゃないし、皆に危害を加えるつもりもない。本当だ。信じてくれ!」


 俺はあわてて、自分に向けられたあらぬ疑いを否定する。

 実際、殺されるようなことは、なにもしていない。

 身勝手な決め付けで殺されるなんて、理不尽すぎる。


「うるさい! 誰がお前の言うことを信じると思う? 闇スキル使いの変態ヤロウめ! 今まで俺たちをよくも騙してくれたな! 死ねえええええ!」


 こうして俺、ユノン・ユズリィーハは16という若さで死ぬことになる。

 クソ迷惑野郎――ギルティア・カストールの勝手な思い違いのせいで……。



 のちに俺は、理不尽な運命を覆し、このギルティアへ復讐を果たすことになる――。



 俺はダンジョンのボスとなり、究極のダンジョンを作り上げる。

 そして魔王や可愛い部下たちと共に、クソったれな運命に、復讐するのだ。

 ギルティアは、俺以上の苦しみを受けることになる。



 だがそもそも、なんでこんなことになったのか?



 まずはそれから、話す必要がある――。


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《▲評価ありがとうございます▲》

《▼他サイトで連載はじめました!▼》
スライムすら倒せない無能と罵られた俺のスキルが《確定レアドロップ》だった件。ようやく倒せた初めての一匹がきっかけで、ハクスラの連鎖が止まらない!世界最速で世界最強の勇者を追い抜きます。
ぜひ応援よろしくお願いしますね!ランキング入りした人気作です!
― 新着の感想 ―
[一言] 主人公に同情できるように取り敢えず復讐相手を滑稽な奴に書いてみた! って感じしかしない笑 まぁ、問題は追放後にちゃんと面白いかだから別にいいんだけどもうちょと設定練ってほしかったなぁ笑笑 
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