表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼灯 シロナの異世界冒険  作者: 鬼灯 シロナ
2/6

第1章 冒険者編 2話 依頼

遅くなりましたが、2話目です!



「ところでさ、神様?クロ様?俺に何させたいんですか?」


満面の笑みから、キョトンとした神様。


「何をさせたいとは?何を言ってるんですか?」


俺は続ける。

「だってさ、いきなり異世界人に殺された話をされてさ、はい終わり?復讐まで行かなくても興味を持たせておいて魂を漂白後新たな命へとか仏様のところへとかそれで終わりなら話すことは無駄になるよね。

ま、魂を漂白とか仏様とかがいないなら別だけど」


神様は驚き混じりのキョトンとしているようだった。

俺はそのまま続ける


「ラノベ的展開なら、魔王を倒してだの破滅に向かう国を内側から建て直せだのが王道だろう?違うか?」



驚きつつも、冷静さを保っている神様。


「まぁ、近からず遠からずといった感じかな。

ぶっちゃけちゃうと、殺害した異世界人のいる世界から召喚魔法が使われました。そのときにたまたまあなたを見つけました。召喚の目的は他種族を従えて、領地を増やすこと。」

欲深いですよねと呆れながら神様は答えた。


「様は私腹を肥やすために俺を利用しようとしてると。

で、たまたま異世界人に殺されて、たまたまそいつと同じ世界でたまたまそのときに異世界召喚されていると。」

偶然にしては出来すぎてないか?と投げ掛ける。


「そ、それはたまたまが重なっただけです!」

と慌てて弁明する。


「まぁ、嘆いても依頼を受けるか、仏様か魂を漂白して転生か選ぶしかないのかよ。」


神様が気まずそうにする。


数秒後、俺は顔を上げた。

「異世界!面白そうじゃん!」


えっ!?と拍子抜けた声を上げた神様。


俺は続ける。

「だってさ、異世界だぞ?もとの世界とは違う生き物や法則があり、未知がたくさんあるんだろ!?」

熱弁する俺と少し引いてる神様。





本日2度目のDO☆GE☆ZA。


「と、取りあえず、落ち着きましたか?」

熱弁して、気付いたら急に冷静になった俺は、迷いなく土下座した。


「で、では、異世界人に殺されたのは私たちでも予想外でした。だから、肉体とは別に我々神々から祝福をさずけます!」

言い終わると同時に空を埋め尽くすほどの色とりどりの光が降り注ぐ。


「す、すげー!!!とっても綺麗だ」

驚く俺に神様は続ける。


「日本では八百万の神といわれるほど多くの神がいます。花や生き物など、様々な神からの祝福です!」


俺の体に色とりどりの光が吸い込まれていく。


「特に変化はないように見えるが」

俺は手を握りしめたり、その場で跳ねてみたりしたが特に変わった様子はない。


「今のあなたは魂の状態なので、新しい肉体の方に祝福が付いています。それと祝福はそんなに強い力ではありません。何かするときに自動で補助してくれるくらいです。

例えば、例えば魚の祝福ですね。海で潜る際に水の抵抗を少し軽減したり、呼吸が少し楽になるという感じですね。」

どこからか出したフリップボードで説明する。

絵があまり上手ではないことはスルーしておこう。

神様はどんどん話を続けていく。

という訳で2話でした。


今回は少し短い感じでした。

文章の~(波線)は場所が変わったり、作品内の長いところをカットした際などに使ってます。


次は異世界へ行く予定です!


これからもよろしくお願いします

鬼灯ホオズキ シロナ




2022/3/17 文章の「~~」を削除しました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ