第54部 あり得ない……結婚式
1969年5月1日
*)針の蓆の二人は……
「亜衣音、いいから制服に着替えた着替えた……。」
「お婆ちゃんみたいな事言わないでよ。」
「仕方ないだろう、使い回しにされている俺の立場はどうなんだよ。」
「猿回しね、ゥキッキー……。」
「バッコ~ン!」
「フギャ、」
今ではすっかり元気で調子を取り戻した大地は朝から私の面倒を見てくれている。朝からあたふたとしているのはいつも大地の方で、
「お前はこんなにもおっとりでだらしなかったとは知らなかったよ、損した気分だぜ。」
「う~……。」
階下の両親は声を潜めて、朝早くから聞こえてくる兄妹のような声に聞き入る。澪お姉さまもどことなく楽しい一時らしい。こんな仲良しの夫婦なのだが、いざ学校や教室となるとお互いともしおらしくしている。
女の四人から口撃が無いのかと思われるだろうが、今では疎遠どころかいっそう近づいた仲のいい友達になっている。
問題は他の級友たちだ。最初は意味が分らずに驚いていたが、時期に男からは大地が妬まれ、女からは亜衣音が疎んじられている。今では村八分を通り越して村九分にまで昇格していて、クラスの四人以外の全員が私の敵だとは思っていないがアハハ……と笑えない気分だよ。
しおらしい二人を守るように、私と大地は女の子の四人のお尻に取り囲まれて朝の時間は過ごしている。鉄壁の完全防御が出来ているんだからね。
学校での体裁は、田中大地が養子縁組で白川大地に名字が変ったと説明されてた。同じ家から父さんの車で通学なのだから、誤解もなにもあらぬ噂も広がるからと養子縁組でとり繕う事に決まった。
好奇心旺盛な十五歳に気にしないで欲しいです、なんて言ってもなんの効果も期待できない。右代表の数人が尋ねてきて適当に答えたら、尾ひれが付いて帰宅するような連中ばかりだった。
「私はオモチャにされた気分だよ。」
「今更気づいても遅いわね、公表しない方法は無かったのかしら。」
「私たちが守ってあげるからよろしくね。」
「大地~お金貸して~、」
「ま~た……いつも此奴らの言う事を聞く必要が何処にある。却下だふざけるな。」
「ウグ~、」
大地は国道沿いに在る小さな小屋みたいな家に住んでいたらしい。とうの昔に住人が放置してしまった、いや天国へ持って行けなくて放置されたと思われる。私は大地のウソを全部水に流しておいたよ、だってこれからの生活には必要も無いんだものね。
家族全員は大地には気を使い、大地の引っ越しは業者に依頼して行われた。私さえも大地が住んでいた小さな小屋には近づいてもいない、それが両親との約束だから。大地の住所の変更も大地本人に気が済むようにと言われて私は世田谷区役所のみ付いていく。
「これは結婚届けじゃないんだ。少し悲しい。」
「だって俺が十八歳じゃないから仕方がないだろうが。」
「大地の十八歳の誕生日はいつよ、早くこないかな。」
「知っているだろう、俺は……。」
「いいわよ言わなくて。でもお父さんが四月一日に決めてくれたから嬉しい。一番早い誕生日だものね。どうせならば一月一日が良かったな。」
「親父は越権行為もありなのかよ。一月一日ならば学年が違うだろう、バ~カ!」
「実際はお爺ちゃんは今でも裏の世界で生きているらしいわよ、私はなにも知らないけれどもね。いいよバカで! 幸せだもの。」
「それってすげ~な。俺もだよ。」
私と大地が世田谷区役所を出た処で私は、
「大地ゴメン。おトイレ、直ぐ戻るからさ此処で待っていてね!」
「いいよこの塀に座っているよ。」
「うん!」
それから私は世田谷区役所の住民課を再び訪れて、
「あのう、こ、婚姻届の用紙を下さい!!」
「はい随分とお若いお嫁さんですね、……喜んで~。赤ちゃんは四人は欲しいよね~お国の為に沢山産んでね~!」
「いえ、あ、はい頑張ります……。」
「もう冗談で紅くなるなんて~素敵ですね~……。」
「ゴツン!」 「イテ!」
「ごめんね~この子も十七歳で結婚してさ~今は見るモノ全てが綺麗に見えるシンデレラなのよね~、もの凄~~く残念だけど……ね。」
「はぁ……ありがとうございます。頂いて行きます。」
「保証人は……参考までに『誰でもいいからね~ガンバ!』」
と小声で教えてくれたお姉さんは可愛く笑っていたな。紅くなった顔をごまかす為に私は全力疾走で転んで大地に飛び込んだ。大地はこの段差で私は転ぶと予想していたらしい。
「グッジョブ! 大地!」
「やはりドジでバカだったか!」
「うん楽しい!」
私と大地は退院してから私の自宅で即同居となって、今日は役所に養子縁組の届けを出しに行ったのだ。大地の荷物に私の大きな写真を見つけた時はさすがに驚いたのよね、それはまだ知らない写真だったからよ。
それからこの婚姻届の用紙を入れた封筒はコスモス(秋桜)の種の袋と共に隠していたが、母によって見事に発掘されていた。その所為か母は堀くり返されていた花壇を思いだして見たという。
……花壇には双葉が多数出ていた……。
「コスモスの花言葉は美しい乙女の真心、謙虚で平和をもたらす調和、かな!」
その夜の両親の秘密の会話が物語っていた。
「穣さん、大地くんを十八歳に出来ないのかしら。」
「それはいくら何でもジジイには無理だろう、もう戸籍を作ったから今では無理だ。」
「そうでしたわね、後一年間、二人をいびって楽しもう……ウヒヒヒ!」
それに夫婦になったその日もね、今ではもう過去の話なんだ。こんな事も言い合ったな……。
「大地、この写真は全部あのおじさんから貰ったのよね。」
「貰ったというか、馬事公苑に届いていたんだ。」
「ふ~ん、それで大地は独り占めしたくて私には報告もしなかったと。」
「いいじゃん、こんなのは誰にも渡せないよ。」
「うん私を守ってくれてありがとう。」
「いや、ちげ~し、もういいだろう!」
「大地、今は私が居るから写真は要らないよね。」
「やだよ、捨てさせない。」
「違うよ、もう写真を欲しいとかは考えないで欲しいだけだよ。これらの写真は私も大事にしたい。」
「う~努力します。」
「真似るな!」
1969年4月26日
避けては通れない過去の友達のお話。そう、私と大地が交わったあの日の昼に、
「お婆ちゃんこんにちは~。」
「はい今晩は。おや今日は早いよね、どうしたんだい。」
「今日は土曜日ですよ、」
「あのねお婆ちゃん。亜衣音ちゃんと田中くんが学校に来ないのですよ~、今どこに居るのか知りませんか。」
「おや? そうかえ。え~と担任の先公はなんと言ってなさる。」
「はい亜衣音ちゃんはいつもの持病でお尻が痛いから休むと。」
「あ~あれね痔病だよ。また入院しているから見舞いには~行けないかな。」
「ウソばっかり私は知っていますのよ。亜衣音さんはとある組織に狙われて隠遁しているのだと。」
新聞沙汰にもなったらしいので情報に聡い藍だったら鎌をかけたのだろし、藍の父にも何らかの関係があるのだと判っているからね。
「あんた、立花いや、もとい雨宮さんだったか、それを何処で聞いたのかい。」
「妹が父と電話していて聞いたのです。そうなのでしょうか。」
「あいや~そうだったかな~覚えがないな~、」
「お婆ちゃんいつまでも呆けていては困ります。田中くんは何処でしょうか。」
「はいはいあれも入院だべさ。」
「ウソですね。」
「いいかい此処だけの本当のお話だよ。実は二人で駆け落ちしてね。途中で男が怪我して入院しちまったのがX落ちだよ。いいかい、出来ればはダメで絶体に祝福してくれるのならば話したる。」
「うん・する・します・致します。」x4
「特にあんたは妹にもバラしたらダメだからね。両親も公認になったださ。」
「ふんふん、それで、」x4
「後一年の据え置きだよ。これも内緒だよ。」
「へ~って結婚の了承を得たんですか!」
「あんたは明神さんかえ。あんたも仲がいいと思うから話すよ、」
「はい、ぜ~ったいに誰にも話しません。」
「そうかい、それだったら追加の痴話ばなしを仕入れたら話してやるさかい、内密にしてくれるのなら話してやるよ。」
「ふんふん、それで、」x4
「今日は、……初夜だよ……。」
「え”~!」x4
「小人閑居して不善をなす、それはお婆ちゃんですよね。」
「暇だものね。ほれ、着替えた着替えた。馬っ子が待っているよ。」
「はい今日もお願いします。」x4
女の子の四人にすっかりバラされていたとは私達は未だに知らないままだ。
私と大地がはにかんで登校したら温かい言葉が待っていた。そう、口は……微笑んでいるのだが眼は痛いほど私と大地を貫いているよ。
「ふふ~ん……。」x4
「うんうん、元気になったね、」
「ねぇねぇ、いつから!」
「退屈してなかったんだ。」
「あんた達、よくも私ら四人を放置してくれたわね。」
視線が泳ぐ私の眼を見る四人。私がいつ大地に助けを求めるのか、容赦なく見つめられていた。
「ねぇ夜はどうだった! 大地くん。」
藍ちゃんが私の大地の名前を口にしたから、つい……私は本能的に立ち上がって藍の口を塞いだ。同時に大地に視線を送っていたのだ。
「藍なにを言うのよ、大地は関係ないよ。」
「ほほうこの前までは田中くんと呼んでいましたよね、それが今では大地と……呼び捨てになるのですか、ほほう。」
「あ、いや、これは、……いや~ん、許して~ぇ~!」
「どぉ、みんなは亜衣音を許せるのかな~。」
「無理よね~!」x3
「うぐぅ~。」
「ほ~ら観念した。」
「大地~助けてよ~。」
「俺は知らん。亜衣音がどうにかしろ!」
「大地くん、どうなのよ、亜衣音ちゃんは。」x4
「お、おう可愛いぞ、……柔らかい。」
「きゃ~……。」x4
「大地の、バカ!」
この場の者が両手で眼を覆っているが、微妙に指の間隔が広いよう~な……。
女の四人から囃されて私は舞い上がっているから、どうしてこんなに言われているのか、裏事情のことには気が付かなかった。
大地の目の前で揺れて踊る可愛い四つのお尻が、大地には可愛い亜衣音のお尻とダブって見えるようだ。大地はふとした時に二人の間から垣間見る、亜衣音の顔が笑っていて可愛いと眺めるのが好きだ。
大地の視線が四人のお尻から私の顔へ移ったのがとても嬉しい。私はほんの少しだけ右に向いて、そう大地へ正面を向けた。
(大地、私を見ていてね!)
「よぉ亜衣音。その左足は何だ。恥ずかしだろう。」
「あ、これね、大地が私を見つめてくれるように、こいつらの! ね、こうやって間を作るんだ、よ。」
私は左足を上にして足を組んでいる。
「その左足はこうやって伸ばして……。ピンピンとね。」
「きゃ~……。」x4
「バカか!」
五月十一日は澪お姉さまと白馬の騎士さまの結婚の日取りと決まっていた。それはもう直ぐなのよ。その理由は新築の家が完成するからだし、旦那さんも今は東京で馬に乗っているから。
寺町通り沿いの閑静な住宅街。裏は烏山公園に隣接していて軒を並べれば住宅の四軒くらいは出来る広さだが、半分は両親の家が占めて明子姉さんも同居。澪お姉さまの家は大きいよね、残り半分の60%は占めている。残りは車庫と家庭菜園かな~。
そうなると札幌の祖父母の家と私達の新居と、二つが必要と決定されたがその後の家族会議で私達の新居は流れた。だって明子姉さんは杉田さんと一緒に暮らすのだからという。明子姉さん用に増築された部屋が私達の部屋にすると言われても、勿論反論は許されない。
上手い具合にかな隣家の転居により古屋が空いた。売り出し前に即購入されてもうすぐ解体から新築工事へと進む。
1969年5月11日
今日は待ちに待った澪お姉さまの結婚式。旦那さんは競馬の騎士さんで麻美さんの旦那の明さんと同じだ。こうなると白鳥家の跡取りを目論むのが麻美さんと明さんだ。新居にと多大な献金が~となったが全部拒否された。するとどうなる、麻美さんと明さんは三匹目のドゼウを考えたらしい。明子姉さんを白馬の王子さまとお見合いを勧めて来たらしいが、ま~子供は蚊帳の外だから知らされない。私はキューピットだよね、それをぞんざいに扱ってもいいのかな~?
いやいや前置きが長くなった。お昼から催された澪お姉さまの結婚式、一見派手さは無かったがジミ婚でもないのだが。とんでもない計画が発案・進行・実行に移されていた。私と大地が知らない午後の三時からの開催となったある催しものとは……。
「澪お姉さま、黒川徹さん、ご結婚おめでとうございます。」
と、式や宴会はつつがなく進行していった。来賓たちを見送る新郎新婦、お腹は大きいのでお決まりの「食べ過ぎました」だ。でも言われても目立つことはない。だって皆は綺麗なお姉さんのお顔や肩が大いに露出しているから胸から上しか見ていないのね、女の私には視線で判るんだ。
私達二人はロビーに出されてしまっていて、そうして綺麗な女子高生の四人を目にする。
「亜衣音ちゃん……おめでとう。」
「藍ちゃん。私に言うのは違うと思うよ、ね、大地。」
「そうだね。」
「へ~そうなんだ。では花嫁には後ほどご挨拶にきます。」
「えぇ、そうして……くれるかな。」
私は意味不明で大地に尋ねた。
「ねぇ大地。あの四人は綺麗なのよ。」
「俺は知らないよ。亜衣音、質問が可笑しいぜ。」
時間は十四時三十分を過ぎたころか、式はダブりで行われたりするから別の会場から流れて来たのかと私ら二人は考えた。が?
「白川亜衣音さま、お時間でございます。控え室までお願いします。」
「白川大地さま、お時間でございます。控え室までお願いします。」
「え~何でしょうか、この後は家族で二次会だと聞きました。」
「はい、さようでございますが、亜衣音さまにはご試着の衣装がご用意されてありまして、私共がお手伝いさせて頂きます。どうぞこちらへ。」
「新郎さまはこちらでございます、どうぞ。」
新郎とハッキリと呼ばれた大地は今日は何度も聞いた言葉だからスルーしてしまった。とても重要な言葉なのだがね……。
私の場合は強制だ!
「まぁ~とても綺麗な衣装ですね、ハッピーウェディングですね……。」
「亜衣音さまにはこのドレスを着て頂きます。ご命令で御座いますので 拒否、遁走・逃走は一切受け付けません、よろしいですね。」
「え”……!……これは……なんですか、間違いですよね、隣の花嫁さんとお間違いではないでしょうか。」
大地の場合は、意味は違うが噛み合っている。
「俺がこれを着るのですか、同じく高校の制服でいいでしょうが家族の懇親会ですよね。」
「はい、さようでございますが、男性の皆さまはこれが正装になっております。直ぐに済みます。早く終わらせて花嫁さまをお迎えいたしましょうね。」
「花嫁さんはもう別室でしょう?」
「はい、そうですよ。遅れない内に着替えましょうね。」
「え、えぇ……。」
私の場合は驚いていたし、
「いいえ間違いはございません。」
「新郎様に笑われないように、お化粧も綺麗にいたします。」
「澪お姉さまはもうお着替えになられましたのですね、それでこれは何ですか。」
「亜衣音ちゃんご結婚おめでとう。まだ正式は出来ないのだけれどもね、ある人たちから依頼を受けて計画・実行されました。これからは本当に簡単なのですが、お二人の結婚式を行います。」
「え~そんな、今日は澪お姉さまですよね、この私まで、……そんな。」
「いいのよ亜衣音ちゃん。可愛いお嫁さんになりましょうね。時間が限られているからぱっぱとするわよ、みんな~いいかな!」
「は~い!」x4
「亜衣音ちゃん結婚おめでとう、これから私達がアシストいたします。」x4
「そんな~どうして……。」
「泣いたらダメよお化粧が流れますよ。」
「うん綺麗にお願いします。」
「ラジャ~。」x4
それから私はお化粧と髪の飾りとドレスの着付けと、私は次々に行われる作業に身を任せるしかない程に身体をいじられてしまった。所用時間は短すぎの三十分でだ。
「亜衣音、とても綺麗だよ。」
「お父さん私を送り出す気なの。私は何処にも行きません。」
「勿論、何処にも行かせないよ、でも嫁には行かせる。」
「亜衣音、おめでとう。」
「うんお母さん、式までありがとうございます。」
「泣くな、また澪霧さんに頼む気か!」
「いいえ最後まで眼に溜めておきます。」
「沙霧さんは新郎を迎えに行かなくちゃ、」
「そうでしたわ、」
大地の場合はすぐに落ちた。
「大地くん結婚おめでとう。」
「お義母さん、これはなんでしょうか。どうして俺におめでとうと言うのですか。まさか……ですよね。」
「私は大地くんをエスコートしに参りましたわ。もう亜衣音は綺麗になっていますわよ。」
「本当なのですね、」
「えぇ勿論です。衣装と靴と白いハンカチと手袋と、後は……髪のセットですね。早く終わって亜衣音を待ちましょうね、亜衣音はとても可愛いですよ?」
「う……はい、よろしくお願いします。」
「任せて!」
家族関係者と友達の四人だけの出席で行われる。若すぎる二人の結婚式、新郎新婦の姿を見せてはなるものかと出席者は全て小さな宴会会場に押し込められた。黒川徹さんの友人や仲のいい騎士さんたちは追い返されたものと思われるが、私たちは本当に家族だけという寂しさは感じられない。
そして結婚式の音楽が流れる……。
「大地!」
「亜衣音、……綺麗。」
「うん、……大地も素敵だよ。」
「では行きます。お父さまとお母さまはよろしいでしょうか。」
「はい、」x2
「では新郎新婦さまの、ご入場でございます。」
「パチパチパチパチ……。」x?
「亜衣音~綺麗よ~。」x4
「亜衣音ちゃん~可愛い!!」x2
拍手されてウエディング・アイルを歩く私は我慢するはずの涙を大量に流してしまった。途中で未来からブーケでピンクのバラを手渡されてもうこれで関が崩壊したのだ。
「亜衣音、……おめでとう!」
「……。」
「亜衣音に結婚指輪をあげたいのだけれどもね、そのう~学校では指輪をはめるには問題があるからね、今日は無いから我慢してね。」
「いいよ。指輪は欲しいけれども学校では出来ないよね。つけたり外したりしていたら無くすよね。」
「はいお義母さま、俺も先で構いません。」
「ごめんなさい。」
式が終わって両親に抗議するも父さんや友人からは、
「お前の笑顔でそう言われてもな~全然迫力が無いぞ。」
「亜衣音ちゃん良かったね、私達としても嬉しいわ。おめでとう。」
「うん、あ……ほら大地も、」
「ありがとうございました。」x2
「亜衣音ちゃん今日は簡単でごめんなさいね。でもね、次も有るから貴女たちは幸せ者だよね。」
「うん、とても幸せです。お母さんお父さん二年後もお願いします。」
「はい、喜んで~。」x2
一番の功労者の言葉を最後に、
「私のお給料が全部吹き飛んだわい、これからの部活の指導料は有料にしないといけないようだね。」
計画の立案と実行は四人の友達で予算はホロお婆さまだ。罪滅ぼしなのは間違いないか。
「なぁシン。この変装でバレないのかい。」
「俺はカメラマン。カメラが目隠しさ。」
「だったら私はなによ、」
「可愛いメイドさん……衣装が目立って顔は目立たない……。」
「コロス……。」
書きたいと考えていた事を一気に書き連ねました。もう案が無くなりましたね。
休止していた日々が長いので前後の整合性が繋がらない処がございます。後日修正
と加筆をいたします。次話は案が湧いて来るまでお休みでしょうか。
今日は青空も見えて来ましたので、仕事……行ってきます。雨と更新で身体は
退化してます。カビも少しは……。




