第190部 集まる家族たち……
*)集まる家族たち
「う~~……ディスマス、パパまで飛ばさなくてもいいのにな。」
「あ~い、う、きゃ、きゃ・・。」x2
この子たち完全に遊んでいるのよね、困ったちゃんだこと。
「あ~い、う、きゃ、きゃ・・。」x2
でもでも、カムイコロさんがマイケルを見初めてしまい今後がどうなるやら。ヒグマを飛・グマにした程度では引き下がらないという強靱な精神の持ち主、カムイ=神格を持って産まれた、高位の霊的な言葉を冠するコロ……。墨田川に転がしても、どうにかして戻って来るという生き物だ。
案の定、この日から飲み仲間にされてしまった残念なマイケル。共に体格と力自慢の二人が意気投合しないはずは無い。これを予見出来なかった私が、一にも二にも悪いに決まっている。三と四はマイケル。五以上はヒグマが悪い。
もう私が帰ってきて、尚且つ夫太の子供まで連れて帰っている。夫太……男と女の兄妹、だと記憶しているが、検索しても出てきはしないのだから。夫婦喧嘩よろしく、ふうた喧嘩とは兄妹喧嘩を意味するはずだが。違っていたらごめんなさいだよ、漢字もね。
それにだ、人狼の巫女は男を産まないという極り、そのきまりを破って男の子を産んでしまったからには、もう息子は珍獣扱いにされてしまう。
「なんて……哀れな……。」
「あ~い、う、きゃ、きゃ・・。」
「ディスマス、喜んで遊ばれている場合じゃ無いでしょうが!」
「あ~い、う、きゃ、きゃ・・。」
「んも~、」
マイケルはカムイコロさんががっちりとホールドしているから、家族からは見放された存在、無いものとして扱われて、リサはお父さんが離さないし、ディスマスはそれこそお母さんが誰にも渡そうとはしないのよ。親馬鹿とはそういうものかしらね。
ソフィアには澪お姉さんが、それこそメモを取るようにして根掘り葉掘りの質問を浴びせている。
両親の相手は子供たちに押しつけて、私は藍ちゃんと向き合う。色んな事を聞きたいし、私も今までの事を面白おかしく話したい。
でも、大地の件になると誰もが口を紡ぐんだよね、仕方ないよ。薄々ながらも判断は出来るから私から突いても誰もが気分を害するのだと思うのよ。
「亜衣音ちゃん、もうすぐお昼だからお話の続きはまた後でね。」
「藍……お昼の用意をしてもね、誰も食べないと思うよ。」
「そ、そうかしら、でも作ってみないと……。」
改めて二人で人間ウォッチを初めてみた。まずは酒飲みは除外していいから、子供たちは適宜ミルクと簡単な食事でいいからにして、問題は大人たちだ。
「両親は放置でいいわよ、あと、ソフィアと澪お姉さんも……、」
「あの二人も除外しても良いみたいだね。ならばホロお婆さまは……、」
「おうワシかい、食らっても太らん。痩せもせんからいいぞい。」
「ありがとう、お婆ちゃん。」
「私は作るのが面倒だから、もういいや!」
あ、肝心な自分のお腹を忘れてしまった、朝は家の様子見に行くのも気が引けてそれこそ朝食は、コーヒーとマイケルのサンドイッチを一つ貰っただけ。帰宅して温かく迎え入れられたから、心配の気も落ち着き安心しきっている。これではもう時期に腹時計が鳴くよ。
「グ~……、」
「あ、亜衣音ちゃんに訊くのを忘れたかな?」
「そうみたい、藍ちゃん、お願いしてもいいかな。」
「はいはい、我が家のお姫さま。さて、何がいいかな。」
「うん、藍の手料理だったら何でも!」
「ゴーヤチャンプルだよ、庭に沢山伸びてきたからね。お父さんが丹精込めて育ててあったんだから。」
「あれって、放置しても勝手に伸びて実を付けるのよね。」
「え~無理無理、適当に蔓を間引かないといけないみたいだよ。伸ばし放題にしたらね、収穫までは二月はかかるって聞いたよ。」
「へ~流石は藍ちゃん、勉強家だよ。」
「うん、大学のお兄さんから聞いたんだ。髪が伸び放題と笑っていたらね、急にゴーヤの話に跳んでね、それでだよ。」
今は九月になったから、もう沢山実を付けているのだろう。苦いのは嫌だが夏の体力作りにはとても有効らしいのよ。
「え~私にも作ってよ。」
「あ、夕霧さん。」
「やっとチビ共が寝てくれたわ。亜衣音……顔が変!」
「そう言う夕霧さんだって、変わったのかな。」
「藍だって、妙に大人になったようなのよね、」
三者三様でお互いの顔が成長している事に難癖をつける。しかし、その変化の意味に近づく意見は出なかった。な~んも分らず仕舞い。
三人で昼食となっていざ食べ出したら、二皿を横からカムイコロさんがかっさらっていく。何でもおつまみが無くなったとか。
「カムイコロさん、マイケルは苦いのは好まないよ。置いていってよ。」
「なら俺んだ。また作ってくれ。」
「もうカムちゃんのバカ!」
「亜衣音、一つくらいは作れるだろう、ギリシアで奥さんしていたのかい?」
「べ~だ、作れるわよ、いいじゃん、作ってやろうじゃんか!」
私は棚からサバ缶を出した。あ、その前にゴーヤを半分に切って中の綿を取り除く。それから細切れに切って置いておく。
「これでね、先にゴーヤをフライパンで炒めて……その後にサバ缶を入れてよく混ぜるのよね。お醤油でお好みの味に整えて、七味を加えてはい、できあがりだよ。」
「サバ缶を入れて……、」
「?……あ、イヤ~ン、そういう細かい処は気にしないでいい。」
「いいわよ、空き缶は入っていないから。」
「もう~意地悪……委員長。」
「あ~・・・私のあだ名、忘れていないんだ、ありがとう。」
「いいのよ、やっと思い出しただけだからね。そう言えば海斗は何処に行ったのよ。」
「彼奴……ねぇ、知~らない!」
「藍ちゃんは知っているの?」
「双子の家の用心棒。だから帰らないよ。」
突然に藍が大声をあげる。
「あ……あ~……お婆ちゃんには帰宅の報告が漏れていますよ、お母さん。」
「あら嫌だ、お義母さんは怒るよね。直ぐに電話しておかないと。」
「だったら私が電話するよ。今帰ったと言えばいいのよね。」
「そうね~聡明なお方だから直ぐにバレてしまうわよ。それに、あの子たちも大学から帰る時間だから、それに合わせたとかなんとか、言っておればいいのよ。」
「ふ~ん、碧も翠も大学生なんだ。何だか私、浦島太郎になった気分。」
「で、お土産の玉手箱、持って来たのよね。」
「そうね、ぜ~んぶギリシアの空港で没収されたわ。日本みたいな法律が無いから助かったな。」
「それで、何を献上したのかしら?」
「うん、マフィアたちから奪った拳銃とね、それから金品ね。」
「マフィア~?!」
「うん、アテネのマフィアを壊滅させて、お金を頂戴して帰国が出来たのよ。」
「うっ、」
「そ!」
「亜衣音~……あんたって子は、」
「マイケルのお仕事を少し手伝っただけだよ。マイケルに言ってよね。」
「うん、そうするね、我が子を犯罪に加担させたと、うるさく言ってあげるわ。それで反省すれば許してあげます。」
「お母さんだって……昔は?」
「あ~ら、何の事でしょうか? 亜衣音さん?」
「いえ、何でもありませんわ、ドラキン三姉妹……。」
「இஇஇ……。」
急に母たちの過去を思い出した。「これは内緒なのよ、」と、桜子お婆さまから聞き出した情報よ。それをつい口に出してしまった。
「そ、そんなの知らないわ、オホホ……。」
それを見て藍と夕霧が笑う笑う、お腹を抱えて笑って母から睨まれる。
「いえ、お母様。」x2
どことなく違和感があった家族たちの顔。今では昔の顔と合致してすっかり馴染んでしまった。昔と変わらないで安心したように、心も穏やかになってゆく。
白川性になった双子と海斗が飛んできた。遅れて腰を叩きながらお婆ちゃんも家に着いた。この双子も海斗も顔が大人びている。お婆ちゃんはもっと大人びて皺が増えたようだと言ったら、怒らせてしまった。
「誰が心配かけたんだい、お陰で皺が増えたんだよ。」
「わ~お婆ちゃん、ごめんなさい。もう腰のように皺も伸ばしてよ。」
「こら! 亜衣音。心配して痩せたからもう無理じゃ。誰の所為で痩せたと思っておるか!」
「お爺ちゃんが戻らないからでしょうが、お義母さま。」
「沙霧は黙らっしゃい!」
「はいはい、退散します。ディスマスは抱かせません。」
「あ、いや、孫、孫かい、沙霧、寄越せ!」
「ひ孫ですよ、お義母さま。」
「亜衣音、お婆ちゃんに二人を紹介してあげて。それにマイケルさんもね。」
「はい、お母さん。」
「お婆ちゃん、家に男の子が出来たのですよ、驚いてもいいのよ。」
「இஇஇ……。」
「お婆ちゃん? はい、ディスマス。」
「……。」
「こちらがリサと言います。お婆ちゃん?」
「亜衣音ちゃん、フリーズしたようだよ。強制終了しようかね。」
「パソコンではないよ、暫くしたら動けるようになるのよね。」
「えぇ、多分。こんなに長くフリーズしたなんて初めてかしら。」
「あ~い、う、きゃ、きゃ・・。」x2
「おやおや、めんこいの~!」
「あ、動いた!」
「あ~い、う、きゃ、きゃ・・。」x2
ディスマスを抱いて自我を取り戻したお婆ちゃん。私はリサを抱いてお婆ちゃんの前に座る。
「ほ~ら、お婆ちゃんですよ~。」
「うんぎゃ~うんぎゃ~おんぎゃ~おんぎゃ~……。」
「うんぎゃ~うんぎゃ~おんぎゃ~おんぎゃ~……。」
「ディスマス、 リサ !」
「うんぎゃ~うんぎゃ~おんぎゃ~おんぎゃ~……。」
「うんぎゃ~うんぎゃ~おんぎゃ~おんぎゃ~……。」
「あらあらどうしたのよ、お婆ちゃんですよ~。」
どうも二人はしわくちゃの人は嫌いなようだ。ギリシアのあのお婆ちゃんに敵意を抱かせたのが悪かったかな。反省します。
私も二人の子供たちも疲れているだろうからと、友人らへの通達は見送りになった。家に帰ってから桜子お婆さまは自宅に帰ったまま。時々明子さんが様子を窺いに来ていたが、智治お爺ちゃんもまだ顔を見せていない。
明子さんの姿を見てそう思ったので訊ねてみた。
「智治お爺ちゃんはお留守なのでしょうか?」
「あ、はい、今は農大に行ってあります。阿部元教授に呼ばれていそいそとお出かけなされたましたから、何やら悪い計画を実行されるのかと思いますが、母が呼びに行っていますのでもうじき帰られるのかと。」
「うわ~敵機来襲……お二人は散々な目に遭われるのでしょうね。」
桜子お婆さまに、あの二人の男が窘められる姿が目に浮かぶようだ。とても懐かしく思えた。
「はい、勿論です。少しは子育てにも協力をして頂きませんと私の身体が参ってしまいます。」
と言う事は、明子さんが家事全般をこなしてあるのかな、これでは大変だなと容易に想像がつく。酒飲みが三人、それも大酒飲みが……。阿部元教授も今は杉田家にやっかいになられているのだとか。男二人にはそりゃ~羽も生えるわ! 飛んでいかないだけでもよしと考えなければ。
「しかし、なんでお出かけされてあるのでしょうか?」
「私のお婿さんを探しているようで、もう~私からは何も言えなくて……、」
「それは大変、お嫁さんにお婿さんを探すなんて、なんと奇特な!」
そう言ったら明子さんは、ぷ~っと膨れてしまった。
「わ、わ、ごめんなさい。」
「いいのよ、事実だから。また私に子供を産ませようとの魂胆が丸見えなのよね。もう結婚は致しません。」
でも明子さんも、実は子供を欲しいとか思っていたりして。それにしてもね杉田家に婿養子なんて来てくれるのかな。
恐らくなのだが、案外、私の行方を捜していたのかもしれないな。だって昨日に私の素性がバレて、「いやこれはウソだ!」と、麻美お義母さんのお話を無視したのだが、それが段々と気がかりになってしまい、ホテルとその周辺を探していたりしてね。だってホテルのボーイさんは私の事はバラさないはずだものね。もし私の行き先をバラしたら、ホテルのボーイさんはバラバラにされるのだと考えているのよね、おっかしい……。
「ほ~ら、彩香ちゃんよ~。」
「うわ~……もうこんなに大きくなって、」
「あら、小百合ちゃんと水脈ちゃんには会っているのよね!」
「あ、いっけない、可愛い妹に挨拶を忘れていたわ!」
「わ~ドンびく……。どうして気がつかないのかな~。」
「だって、ここに居なかったし、ついつい藍ちゃんが懐かしくて……。」
「亜衣音ちゃん、ありがとうございます。」
「バ~カ! どうして妹たちが居なかったのよ。」
「だって保育園に行っているのですのも、居ないのが当たり前です。」
「もしかして、全員が保育園に?」
「はい、お隣に作りましたのよ。手空きの人が面倒を見るのよね。今日は私が強制させられました。」
「わ~ごめんなさい。」
妹たちも二歳三歳と大きくなっていた。歩けるしおしゃべりも出来るのよね。う~ん……可愛い。それから続々と我が妹たちが部屋にやってきた。
「感激……!……もう誰だか判別が出来ないわ。」
どうも一部屋増築されたらしい。今度見学に行くよ。一人の若い保母さんも居るのだとか。きっと婦警さんかしらね。補足としては、夕霧や藍がやんちゃのお守りをしているのだとか。想像したら笑えるのだが今はよしておこうか。
夕食は戦争……だった。泣くわ喚くわご飯は零すわ、少しもじっとしてないわ、私もそんな家族の仲間に入れて良かったと考えるべきか! 悩む~。
「あ~やめて、ディスマスを叩かないで、」
「こら~リサの口に手を入れるな~!」
この大勢の妹たちのオモチャにされる二人が可愛そう、きっと苛められて逞しく育ってくれるのだろな。これが嫌でひかるは逃げ出したと考えたら、きっと何処かで亜利沙ちゃんも生きているのよね、大地。
お母さん姉妹の産まれたての四人も、ディスマス、リサと同じ運命を辿るのかと考えたら、
「私が保母さんに……瞬時に就職が決まったのと同じだよ、マイケル。」
「良かったな、俺も稼ぎに行くからさ。」
「無理かもしれないよ?」
以降は、次回の案なのですが組み立てるのは無理かな……。
食後になって何時ものように二人にお乳を上げていたら、六人の子らが私の周りに集まりだした。お乳を上げているのが珍しいのかと思いきや、どうやら違うような?
「ママ、ディスマス。」
確かに私にはそう聞こえた。はっきりではないのだがディスマスの名前を言ったようだ。
「はい、ディスマスですよ。可愛いでしょう。」
「ママ、カワイイ。」
「うん、ありがとう。みんなリサと一緒に可愛がってよね。」
「ウン、ママ……、」
そんな意味不明な言葉を言いながら、子供たちが私たち三人を取り囲んでくれた。それからだよ、急に私の意識が跳んだのは。
「ママ、」
「コレ、」
「カラ、」
「モトノ、」
「セカイ、」
「モドス。」
「え”……なに言うのよ、あれ、あれれ……?」
昨夜、そう言った覚えがある、翌日の朝だった。起きたら横にはマイケルとソフィアが付き添っていた。そのソフィアが若い。
「ソフィア……あんた、」
「ありす、元の時間に戻ったようですよ。亜衣音さんと呼びますね。」
そこには確かに中学生の時の姿でソフィアが座っていた。ならばマイケルは? ウキョ~……あの自動車のナンパ野郎の姿だった。全く変わってもいないのだが、急にそう思っただけだよ。
「マイケル、あんた……嫌いよ。」
「おいおい亜衣音、そりゃ~ないよ。」
「二人は?」
「お義母さんがみてくれているよ、それよりも気分はどうだい。」
「うん、別に変化は無いかな。私も若くなっているとか。」
「ないない、」x2
「そうなんだ、でもどうしてかな。」
「起きれるなら、顔を洗っておいでよ。なんなら付いて行くぞ。」
「いいわよ一人で歩けます。」
ややふらついて洗面台に到着して、鏡には確かに前の若い高校生の顔が在った。
「え~元に戻ってるじゃんか。記憶も残っているわね、あの二人はウソを言ったとか意味が分らない。」
「マイケル。私、元に戻っているよ。」
「いや、亜衣音は変わらないと思うが何かが変わったようだな。俺にも理解は出来ない。」
子供たちの六人の巫女の力が合わさって元の時間軸に戻された。そうなのだろう。私一人が狐につままれたような気分だな。
ギリシアから私が無事に帰られるようにと、子供たちが魔法を遣ってくれたのかとも考えられる。
*)マスク……(号外)
三年前からコロナが流行りだして、日本人の殆どがマスクをするようになった。私は家に籠もるだけだから常日頃はノーマスクで過ごしている。仕事先ではマスクをするのだが、階段を上るのに息切れを起こし外した事もあった。暑い日に重たい物を抱えて二階へ上るなんて苦痛と根性が伴う。
あ、マスクと赤ちゃんの関係を書きたかったんだっけ。
赤ん坊と接する時は、ノーマスクがよろしいと聞いたな。これは必ず外して接するのがいいのよね。
どうしてかって? それは赤ちゃんの目は殆ど見えていないのよ。でも動くものには興味を引くから見ているのよね。
でね、お母さんの顔で動くものと言えば、目……違うな~、鼻、これも動かす人は居ないと思うわ。耳……動かせる人がいたら是非テレビに出て欲しい。
だから、お母さんの顔で動くものは、お口だけ。この動く口を必死になって赤ちゃんは目で追っているのよね。その愛情溢れるお母さんの顔を見てね、赤ちゃんは感情を取り入れる、いいえ、感情が湧いてくるのよね。
だから~……ここで顔にマスクをしていたら、赤ちゃんはどうなると思う?
それは~赤ちゃんの発育が大きく遅れる事に繋がるのよね、ここはとても大事だからさ、二度言うわよ。
「赤ちゃんの発育に悪いので、ノーマスクを推奨するわ! どうでもいいとか、保育園とかだったら保護者がうるさいから仕方ないとは思うわよ。でもそこは委員長が保護者を説得すべきよ。」
「え”、私がなんだって!」
「あ、委員長、夕霧さん間違えました。保育園の園長のことです。」
「そうよね、これらの事はマスコミが大大的に報道すべきよ。極わずかな専門家が発言しているだけですものね。そうよ、とても大事ですよ。大学の講義にも上がっていましたわ。亜衣音さん……残念ですね!」
「えぇ、私は高校中退のヤンママになりました! 大学生のあんたが羨ましい。いいえ、恨めしいわ!」
「ウフフフ……勝ったわ!」
「ベ~だ!」




