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人狼と少女 垣根の上を翔ぶ女 亜依音  作者: 冬忍 金銀花
第十一章 ターニングポイント……分岐点……

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第156部 無人島、そして地下の教会……


*)無人島、そして地下の教会……ラリベラ?



「ウッキャ~……次の章へ跳んで、ワープ!」

「だめだ、スッポンポンになれ。」

「はい……、」


 私は目の前の男の視線を全部集めて服を脱いだ。


「この作者は変態よ、嫌いよ。」

「俺が晃だと、どうして知っている。」

「あら、ほんとうね……。」


 ここは重要だからと繰り返される。その延長を、私の破廉恥な描写を書くのだという。もうあり得ませんわ。


「日差しは日本ほどはない、どうだ気持ちいいだろう。」

「はい、日本人とはどうして?」

「俺だって日本に行った事がある。逃げてきたのが本当の処だがな。」

「誰から逃げてきたのですか? 痴漢をして逃げてきたのですね。」

「まだ、上下が残っている。覚悟はまだなのか。」

「まだ覚悟は出来ていません。見たら殺します。」

「おいおい、早くしないと相手も逃げて行くぜ?」


 男の口車についつい乗ってしまった。逃げるはずはないのい敵、ついつい焦った私は、


「え~い、……。これで最後よ。」

「うんうん、色白で綺麗だ。今晩が待ちきれない。」

「きゃ~……エアードライブ……、」

「ウキョ~……、」

「あ……しまったわ。つい飛ばしてしまったからもう終わりね。脚をおっ広げにして準備運動を……。」


 そんな恥ずかしいことは出来ない。直ぐに泳ぎ着くから早く泳いじゃえ!


「誰も……居ないよね。冷たい、でもここの海はとても綺麗だわ。」

「あぁお前のように綺麗だぜ。」

「キャ、痴漢。」

「もう戻ってきたぜ。でもよ~ひで~な~俺を飛ばすなんてよ。」

「生きていたんですか、それはとても残念です。もう行きます。」

「サメ、居るからな。」

「キャ……そんな魚は居ません。」

「ならいいのだがな、俺が泳いでいくからさ。」

「う~サメ男は嫌いです。来ないで下さい。」


「俺、別名がな鮫のショークと言うんだぜ。」

「ジョーク、ですよね?」

「おいおい、点を付けるなよ。面白くないぜ。」

「もう戻ってくるな、餃子。……エアードライブ、」

「ウッキャ~……、」


 見ていたら、そうね五百メートルは飛んで行ったわね。あれの居ない内に渡るわ。あとは気持ち良く泳いで行くのよ、私。サメコは嫌いよ!


 餃子を読めないからとサメコと読んで恥じを掻く。現実に居たそうだ。サメと読むのも難しいのにな。


 島には直ぐに着いた。僅か百メートルなのだから。普通に泳げば六十秒よね。でも私が泳げば……三百秒以上かしら!


「あの男は優しいわね。タオルも入れてくれているのだから。さ、お着替えお着替え、と。」


 北風が心地良い。日の光も本当に日本ほどギラギラとは感じないから、ヨーロッパの夏は過ごしやすいわ。緯度は東京とさほどの違いは無いがなぜかな。水はそれだけ冷たいのだから、ここの気温は三十度も無いようだ。とにかく乾燥した地帯なのだから。


 地中海、過去は乾燥しすぎて干上がる。後に海面上昇によりスペインとアフリカの陸続きが決壊して大量の海水が流れ込んだ。これがノアの大洪水の所以だと考えている。そしてアトランティス大陸、これこそが今私が立つ大地だと考えているのよ。


 ヨーロッパでは雨が少ないので海の蒸発が勝っているから見事に蒸発したのよね。少ない川の水だけでは足りなかったのよ。


「モーゼの海だよね、ここは。」


 私はお尻をプリンプリンと数回振っただけでタオルの必要は無かったの。綺麗なお肌が水を弾いているよね。でも塩が残るから拭き上げは大事だ。


「う~独りは寂しいよ、会話がないのよね。これならばあのシャークも連れてくれば良かった。あ、それからあの男。丸太とボートは何処かに隠せとも言っていたわね。即、実行よ。」


 そう言えば左の方に入り江があったのを思い出した。


「こうなればもう一度、全部脱いで海から行くしかないわね。」


 至極、真っ当な答えだ。船を引きずってはいけない。バイキングは大勢で船を担いで山を越えたと言うのにね。そうやって川を遡って遠くの異国にまで行っていたのだから偉いと思うよ。


「丸太は流しちゃえ、服はボートに載せて運べばいいのよ。」


 ボートを押して泳ぐ事四十メートルか。風を受ける分苦労したがどうにか流されずに入り江にたどり着く。


「きっと私の身代わりだものね。早くひかるちゃんを助けねば、ひかるちゃんが可愛そう。今頃は服をヒン剥かれていなけばいいのだが。」


「イヤ、来ないで。私は処女だから男は嫌いよ。」

「おいおい、こいつは偽物だぜ。あれは嫁に行っていたよな。」


 という会話で身代わりがバレていたらいいのかな。勝手な想像を膨らませながら先に見える建物へと急いだ。


「えぇ~い見付かれば見付かったでいいわよ。もう巫女の魔法も使えるのだから今は無双よね。飛行機も落とせた、無事に飛行場にも落とせた? から、そうよね巫女の魔法は完璧よ!」


 さらりと恐ろしい事を口にだしていた。やはり犯人は自分だと認識している。


 この国の人は私の魔法とか信じる訳はないの。飛行機の墜落だって他国の攻撃としか考えられないのよ。でも不時着には疑問だらけなのは間違いないかしらね。


 もう独りだとね、独り言と考えている心の声と違いがないのよね。単に鉤括弧かぎかっこが在るのか無いのかだよね。匍匐前進……そんな事は出来ないから堂々と正面突破だよ。


「これは戦争よ! 突撃あるのみ。」


 相手が拳銃を持っていたらどうしよう。やはりあの男を弾よけに使えば良かったかしらね。


「でも……夜の弾よけが出来なかったら海斗に申し訳ないわ。」


 あらあら、どうして海斗の名前が出て来たのかしら。やはり海斗は心の何処かに引っかかる存在なのかしら。大地の事は……もう忘れたというのかしら。


「気がつかなかったわ、とても残念。弾よけを連れてくれば弾よけになる。序でに夜はあの男はあの世に逝っている、行っているよね。あ~ら二つの弾よけが出来るではありませんか。」


 やや時間をおいていたから島の傍を一隻のボートが通り過ぎる。あれは関係はないのよね、うん、島から離れて行ったわ。


「ではでは、これから突撃あるのみ。周囲……見晴らし、よし!」


 小さくて小高い島は直径が二百メートルほどで、白い建物と教会らしき白い建物が、そうね、五十メートルは離れているのが見えていた。泳ぐ時は一応海底にも注意をしていたが、大きなタコが私の脚に足を伸ばして……はいない。


 真っ直ぐに白い建物へ進む。ここも観光地なのだろうか、男たちが歩いた処は道らしきものが見えている。単に小石が無いというだけの地面なのだが。ボートには何も残されていないので、この拠点はタダの隠遁先だと考えられるわね。


「ひかる、無事よね、無事だといいな。否! あの女が死ねば大地が帰ってくる。そうよ、この際ひかるも男たちも殺して何食わぬ顔をして帰ればいいのよ。」


 私にも悪魔が住んでいるのか、随分と物騒な思考を振り払う為に私は両手を前に向けた。


「エアー・スプラッシュ!」


 渦巻く空気の刃が遠慮なしに白い建物を直撃して日の光を室内に差し込ませた。


「うわ~~~、随分と華奢な建物かしら。でも悲鳴が聞こえない。男の頭が飛んでいたとかキモい。きっと留守なのよね、だから応戦してこないの。そうよ、そうに決まっているわ。」


 随分と自分勝手に解釈をしてる。言い訳とも考えられるが本質はみんな自己弁護でしかない。人間は自分が一番大事で自己犠牲で他人を助けるなんて、バカのする事だわ。トラックにひかれそうな子供を助ける為に車の前に飛び出すなんてアホらしいわよ。ひかるも死んでいれば……いやいやとても悪い考えだわ。 


「ひかる……いる?」


 今までの事を考えたら恐ろしくもあるし足もすくむ。毎回毎回銃で撃たれて痛い思いをしてきた。死なないだけでいいとは考えたくもない。今にも物陰から銃弾が飛んで来て……、


「バン!」

「ヒャ……!」

「誰だよこんなに家を壊して。」


 女の声がした。でもひかるちゃんではない誰だろう。


「誰かいるの?」

「あぁ……? 助けてよ。この家が急に壊れたからさ、棚が倒れていて動けない。私を引きずり出してくれませんか?」


 日本語である。するとこの子は日本人だという事ね。


「今助けるわ。少し待ってて。……ねぇ、ここには男も居るよね。」

「あ~……殺したわ。先の教会に祭っておいたから、夜にはゾンビにでも変身するかもね。」

「はいはい、そんなことはありませんよ。この柱をどかせば……エアー・ショットこれでいいわ。」


「あんた、魔法遣いなの?」

「ううん違うわ……ひかる、ひかるなの?」


 大きく汚れて破れてはいるが、ひかるが着ていた服に見えた。


「そうよ。で、あんたは誰?」

「私のこと、判らない?……亜衣音よ、」

「知らないブスだわ。早く出して頂戴。」

「う、あ、はい、直ぐに……。」


「ありがと。あ~……足の骨を折ったのかな、痛いな。」

「どれどれ少し触るわよ、いいかしら。折れていたら副木をして服を裂いて包んでおくから。」


「右脚のすねだよ、」

「あ、ここね血が出て……ギャッ!」


 私はひかるから足蹴りを顎に受ける。頭のてっぺんまで強い衝撃が走る。その前に私の顎の骨が折れたような、大きな音も脳内に聞こえた。


「う~~~、なにゅにょね……、」


 声が発音出来ない顎が砕けたのか動かない。とにかく痛くて堪らない。


「あんたバカよね。随分とお粗末な殺し屋なのかしら。」

「う~、う、う~~~、う、ビェ~!」


「紅い鼻水流しているのね、でも私の一撃で死なないなんてどうしてかしら。あの三人は簡単に天国へ行ったのに。」


 ひかるの話し言葉が変わっていた。顔だって昔の怖い、目の据わった表情が私に威圧を掛けてくる。どうしよう……、力も使えないし脳しんとう寸前の脳みそでは何も考えられない。


「あいつらみたいに逃げなくていいの?」

「う~・・・、」


 私は必死になって走ろうとして転ぶ。足が思うように動かない。これがあのボクシングでいうところの、ケイオー、ノックダウンという事なのね。


(殺される!)初めて受ける、殺されるという恐怖が更に私の頭を混乱に陥れる。


「う、ヒャ……!」

「なんだ、声は出るんじゃんか。ほら、逃げたらどうなの?」

(逃げろと言われてもまだ足は動かないよ。)


 匍匐前進……そんな事を私がするのなんて、想像もしていなかった。家の残骸で進むことなんて不可能だわ。惨めな、そうよひかるから見下ろせば私なんかはカエルが必死に腹を引きずって前に進んでいるようにしか見えないよね。


(私、いよいよ殺されるのね。)


「おうおうおう随分と可愛そうなヒキガエルが居るよ。どれ尻に火でも点けてって火は無いのか残念だな。では棒きれで突くとか……いいじゃん。」

「いや許して。私の趣味ではありゃが~……、」

「まだしゃべれないのか、もう少し待ってやる。先に出ていけ。」

「は……い、直ぐに目の前から離れます。」

「俺だってあちこちが痛いんだ。少し身体を検査してそれからお前を殺してあ・げ・る・わよ。」

「いいえひかるちゃん。許して私が悪かったわ。」

「だから俺はひかるではない、……あれ? だったら俺は誰だ? 名前は?……思い出せない。ま~いいやお前を殺してそうだわ、私は人を殺していたのよね、そうね沢山殺したんだわ。女が多かったかしら、いや男が多い?」


 ひかるちゃんが独り言を始めた。過去の事を思い出そうと必死なのが見て判るのだら。でも意味がとても物騒で怖いわよ。ひかる、早く元に戻って!


 ひかるは身体のあちこちをポンポンと叩いて骨折の確認をしてる。埃と相俟って痛いがる悲鳴も聞こえる。


「海に行って身体を冷やしたらいいわよ。」

「あらありがとう。でもこれ位はあんたをいたぶれば直ぐにでも治るから心配はいらないよ。」

「そ、そうよね、私も顎と歯と頭も痛いのよ。少し休ませて、お願い。」

「んなこと出来ね~、身体が動かないうちにしばいてやるか。」


 ひかる、口では直ぐにでも私を殺したいと言っているが、身体は未だに痛くて私と同じく動かせないのだとしたら、私の脚は……もう大丈夫のようだわ。


「あ、私、今日は大地とデートの約束があるから帰るね。」

「デート……大地?……誰だい何処かで聞いたような名前だな。」

「あんたのフィアンセでしょうが、名前も思い出せないの?」

「俺に男が出来る訳ないよ、こんなデブだからさ。」

「……? ひかるちゃんがデブなわけないよ。そんなに細くて可愛いのにな。」

「俺が細い?……そういや随分と華奢な姿だよ。俺は昔デブだった……?」

「はい、百二十キロは在りそうな巨漢でした。」

「そうかい俺は男だったのか!」

「そこ、違います。大きい女の子でした。それで病院で脂肪を取り除いてそれで可愛い女の子に変身したんです……よ。」

「そうかい?」


「私、逃げます。」

「直ぐに追いつくから待っていろ。」


 私は未だに気が動転していて入り江のボートとか失念していた。逃げた先は教会の建物だった。ここに男が一人、地下通路に一人と転がっていてどの男も顎が砕けている。腹も蹴られたのか服が大きく裂けていた。


「いやよ、こんな仕打ちで死ぬのなんて……だって痛そうだわ。ひかるは格闘家の 訓練を受けていたのね。だからこうも簡単に男が死んでいるのね。回し蹴りを受けたら私はイチコロだよね。」


 この教会、上屋は大したことはなくて地下、こちらが本当の建造物らしい。大きな地面の岩をくり抜いて小さいながらも教会を造ってある。とても精緻な? 造りだと私にも理解できた。


「祭壇……かしら。ここにも男が死んでいるわ。うっ……それも沢山、十人は居るようだわ。」


 この教会らしき石の建造物を一周してみる。これを造るのにいっいたどれだけの時間と労力を必要とした事か。きっとモーゼよりも昔の遺物にしか思えない。


「中はどうなのかな、入ってみたいけれどもひかるちゃんが追いかけて来るから入るのはよそうかな。」


 さらに一周してみる。と、小さな穴? 入り口に気がついた。


「これは女の股ぐらの象形、女の生殖の偶拝、偶像崇拝のようだわ。これって約一千年前にキリスト教から迫害を受けた地方の宗教のようだわ。」


 スコットランド地方だったか、一千年前の教会が幾つかが現存している。特徴としては女の裸体で足を広げて、尚且つ女の性器も広げている彫り物が教会の屋根近くにあるのだ。あれと同じだと考えたらここは一千年前の建物かな。


 キリスト教はご存じのようにセックスを禁止している。大昔は人間も生きるのに精一杯だから出産の危険性を推してでも生殖に励んでいた。これがキリスト教の侵攻を受けて禁止されたのだから現地の人としては面白くない。


「な~んだキリストさまに、『あっかんべ~しているんだ!』と思えるよ。女って子供を産むから偉大な存在なのよ。」



 女の股ぐらの象形、この中に丸く穴を開けている。それこそ女の象徴!! キリスト以外の神様……! 崇拝的対象……だよね。


「これは、入るしかないっしょ!」


 暗い穴の中は薄ぼんやりと光が差している。天井や横は一面だけだが同じ様に小さな穴が空けられている。明かり取りだとは思うがどうだろうか。


「おや?……床に十二個のお日様の光が差しているのね。この中心が女の子宮と見立てていたのかな。だったら新しい命が誕生するとか、ま、あり得ないかな、馬鹿らしい。」


 天井から日の光が差すのならばもうお昼の時間だわ。緯度は東京と同じなのだから日が高いのね。


「そっか私も神様のご加護が在らんことを!! と考えても私、無神論者の巫女だから加護は無いよね。」


 先ずは右手を差し出してみて次は左手を出してみた。変化はないよ、当たり前だよね。次は顔……目……耳……鼻……口……


「あ~痛みが無くなっていくわ。不思議だわ……もっと浴びたら元気になったりしてね。うんうん元気になるのならばここで寝ていよう。」


 十二個の光は丁度体中に当るように造られている。足に二つ。腕にも二つ。これで計八個。お腹の下辺りにも一つ当っている。それから胸にも二つがお乳の上だよね。最後がおでこに当ってきた。


「今がお日様が頂点なのね。そうね宇宙の力を受けるように巫女の力が湧いて来るようだわ。……気持ちいい。眠りそう……。」


 それからは十二個の光はお日様が移動するに合わせて移動していた。あの後に本当に寝てしまったのでその後の光が体中に当っていたのを知らない。最後は横の壁から当るのが見てとれた。日の傾きに合わせて多数の穴が空けられているのね。


「もう、日がこんなに傾いている。横から差すのだから夕方よね。」


 日の光は右手に集中している。これが最後だと判って起きてみた。


「あ~……よく寝た。気持ちがいいわ。これならばひかるだって伸して抱えて帰れそうだわ。」


 暗くなった穴から出てみると、


「あ、ヤベ!」

「あ~そこに隠れていたんだ。」

「うん、お昼寝していました。続きをするの?」

「俺だってもう元気だ。殺して祭壇に捧げる。そうすれば俺はお前の力も自分のものに出来る。」

「あの男たちと同じように力を奪うの?」

「そう、力の移譲が出来る。だから俺はここに連れてこられた。お前を殺せと言われて来た。」

「……お願い、見逃して?……くれないよね。」

「お前の力を吸収すればいいらしい。それで俺は自由になれる。」

「そのひかるちゃんが自由になれるって、誰からなの?」

「それは……忘れた。いずれお迎えが来る。」

「なんだ判らないのね。だったらさ、。、一緒に帰ろ?」


「なんだ、。、何を言いたい。」

「ごめんなさい、ひかるを倒して連れて帰ると言いたいのよ。表に出て。」


 新しく生れ変わったような気分だ。この遺跡は謎だよ巫女に関係があるのか調べてみたい。




「おい亜衣音……、あ、そうだよまだあいつは帰っていないんだっけ。でもよ、もうあいつの顔を忘れた気分だぜ。生きているのかね~。」

「カムイコロさん、もうそそっかしいですよ。ま~たお酒、飲み過ぎたのですか?」

「いやこれが普通さ。亜衣音は寂しがっていないよな、澪。」

「そうですね、そうであって欲しいのもです。」


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