君って本当に分かりやすいよね、、、!
どうやら、、、?
僕の事を好きなのかなと想う女の子が現れた、、、!
それはちょうど2週間前の事、、、。
僕の住んでいるマンションの隣に引っ越してきた女の子がいたからだ!
【ピーポーン】
『はーい! どなたですか?』
『隣に引っ越してきた! 三好 寧々と言います! これから、何かと
ご迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします! あぁ! それと
良ければ、つまらないモノですが、、、。』
『あぁ! わざわざありがとう! 僕こそ、よろしくね!』
『あぁ~良かった! お隣の方がいい人で、、、! 私凄く緊張してて、、、!』
『何かあれば、僕で良ければ力になるよ! 何でも言ってね!』
『ははい!』
▼
隣の女の子と会うのは、それが初めてだった、、、!
彼女から見た僕の第一印象が良かったのか、物凄く僕に会いに来るようになった!
僕の名前は 『嶋田 大河』フリーターで僕の住んでいる近くのコンビニで
働いている。
寧々ちゃんは、僕がそのコンビニで働いている事を知ってからは、、、?
毎日のように、僕の働いているコンビニに来るようになった、、、!
それから、僕の家にもちょこちょこ遊びに来るようになって、、、!
『大河クン、バイト何時に終わるの、、、?』
『えぇ!? まだあと5時間ぐらいは働いていると思うよ!』
『じゃ、ご飯食べないで帰って来て、私晩ご飯作っておくから、、、!』
『あぁ、ううん、』
*
でも何故、僕と寧々ちゃんがこんな風になったかと言うと、、、?
僕がここのマンションの事を少し寧々ちゃんに話した事がキッカケなのかも!?
僕が丁寧に寧々ちゃんに説明したから、、、。
『ここの大家さんは、ゴミの日はうるさいから、分別はしっかりしないと
いけないよ! それと、305号室の岡田さんはちょっと変わってるから!
挨拶しても返事しないし! 201号室の横川さんは夜の仕事してるから
昼間はいないし! 105号室の三崎さんはおしゃべりなおばちゃんだから
大切な事は話さないようにした方がイイかな、、、!』
『...大河クンは、何でも知ってるんだね、、、!』
『まあ、そうだね! ここも長いから! でもここに住んでいる人たちは
みんな悪い人はいないから、安心して!』
『ありがとう大河クン!』
▽
こんな風に、寧々ちゃんに話してたら、、、?
いつの間にか、僕と寧々ちゃんは仲良くなっていて、、、!
気が付けば、寧々ちゃんは僕の部屋と寧々ちゃんの部屋を行ったり来たり
している感じになった...。
まるで、付き合っているような関係だけど、、、?
僕は寧々ちゃんに何も言っていない、、、!!!
寧々ちゃんは、歳も20歳で僕より10歳も下で可愛らしい女の子だ、、、!
めちゃめちゃ美人でも可愛い訳でもないけど、愛嬌があると言うか、、、?
僕からしたら、【妹のような存在。】
彼女って感じではないかな、、、?
...でも寧々ちゃんは違うみたいだな、、、?
やたら? 僕にくつっいてきたり、スキンシップが多いし、、、!
上目遣いに、髪をかき上げる仕草や僕を見つめて近づいてくる。
正直言うと、、、?
僕はこういうのが嫌じゃない、、、?
だけど、、、?
今、僕が気になっている子がいるから、、、。
コンビニで一緒に働いている女の子で、名前は 『柚希ちゃん』
もぉ、僕のタイプで僕は柚希ちゃんが好きなんだけど、、、?
どうやら、、、?
彼氏がいるらしい!
そりゃ~あれだけ可愛かったら彼氏の1人や2人いると思う、、、。
▼
そんな時、僕と柚希ちゃんが二人で楽しいそうに話しているところを
寧々ちゃんに見られてしまった、、、!?
寧々ちゃんは、物凄いヤキモチを焼いているのか、、、?
めちゃめちゃ怒っている!
『君って本当に分かりやすいんだ、、、。』
▽
僕は寧々ちゃんに今日、『僕と付き合って欲しいんだけど、、、?』
そうやって聞こうと思う...。
きっと寧々ちゃんの事だから、、、分かりやすい反応をしてくれると
思うんだけどな、、、?
最後までお読みいただきありがとうございます。