2章までの人物紹介(若干裏設定含) ※ネタバレ注意
人物紹介(ネタバレになるのでお気を付けください。)
年齢の最後は2章終了時です。
エレン(エレメント)女 8歳→12歳
主人公。生前28歳・研究員の記憶を持って転生。元素を司るクォーターの精霊として誕生。能力が開花し、12歳で女神となる。
父に似て白銀のストレートの髪だが、両サイドの髪が外に跳ねている部分は父の血。目の色は紫だが、ミスティックトパーズの様な角度で色々な色に変化する不思議な目をしている。
その為、人間に見られると宝石ではないかと目に手を伸ばしてくるので、怖がって人間に近付くのを恐れている節がある。
普段の生活では生前の記憶は薄く、子供そのもの。
童顔で子供体型がコンプレックス。時折刺激されて感情が爆発することもある。
転生の記憶は年々薄くなっている模様。その背景で父に人間界の家族を大切にして欲しいと願う。
ロヴェル(ロヴェル・ヴァンクライフト)男 17歳→27歳→31歳
(エレンが生まれたのは18歳の時)
エレンの父。絶世の美女と名高い母に似て非常に美形。元々は栗色の髪に碧眼だったが、半精霊化し、白銀に紫の瞳に変化。(目はオリジンの赤と元の碧眼が混ざった色)
髪は基本ストレートなのだが、髪の毛先だけがくりんとカールしている。これは母の血。
17歳の時にモンスター・テンペストに遭遇。契約していた精霊のオリジンと共にこれを解決。その後英雄と呼ばれるが、そう呼ばれている事を嫌がっている。
モンスターテンペスト後、貴族の柵からずっと我慢してたが、嫌いなものは嫌いとはっきりと主張するようになる。人間界に戻ってから性格が違っていると周囲は驚いているが、本来はこちらがロヴェルの性格である。
本人は死にかけて精霊界で10年ほど療養する。本来だったらここで死ぬはずだったが、オリジンがそれを許さず、ロヴェルの身体と精霊の素体を混ぜたものに魂を移動させてロヴェルを半精霊にさせた。本人はこの事を知らない。
オーリ(オリジン・元始の王) 女
全ての母と呼ばれる精霊王であり、女神。エレンの母。
ヴォールとヴァールという姉がおり、三人で世界を管理している。
金髪で赤い目をしており巨乳。暇つぶしと称して人間を造り、その中でロヴェルに興味を持ち、愛を育みエレンを産む。
性格はおっとりとしており、全てを包み込む程の母性を持つが、アギエルに炎の塊を投げつけたいと言い出す辺り非常に感情的な面も持つ。
サウヴェル・ヴァンクライフト 男 15歳→25歳→29歳
ロヴェルの弟。モンスターテンペストで父を亡くし、精霊界に行ったまま帰ってこない兄の代わりに当主となる。
女運が非常に悪く、アギエルに良いように扱われてしまうが、アリアを愛してラフィリアを授かる。兄とは似ておらず父親似で体格が大きくごつい。
真面目で堅物、不器用。だが剣術だけは達人。騎士団の団長をしている。
そして恋愛面に関して非常に鈍感(残念)である。
ラフィリア・ヴァンクライフト 女 8歳→12歳
サウヴェルの娘。エレンと同い年。
母親の言うことを真に受けて父を恨み、反抗に走る。貴族としての教育を拒絶しながら貴族を語り、周囲の反感を買う。
学院に入学するも貴族や平民から反感を買い、何度も諍いを起こして退院。
その後、母親が起こしていた事実を知り改心する。
裏でアミエルが仕組んでいた事を知り、見返すために自ら変わる事を決意する。
アリア・ヴァンクラフト 女 24歳→28歳
(ラフィリアを産んだのは16歳の時)
ラフィリアの母。実家は騎士団御用達の食事処を経営、そこに食事に来ていたサウヴェルと愛を育みラフィリアを産む。
だが、すでにサウヴェルはアギエルと結婚。なかなか周囲に認められなかったが、アギエルの所業から同情を買うことで周囲の男性が優しくしてくれる事に味を占めて数多くの不貞を働く。
その後、サウヴェルとようやく結婚するも、女神に不貞がばれて警告されるが、それすらも無視して不貞を重ね続け、結婚から四年後に離婚。
市井に戻されるが、アミエルの画策により所業をばらされて周囲から見放される。それに耐えられず失踪。
イザベラ・ヴァンクライフト 女 (おばあちゃま)
ロヴェルとサウヴェルの母。主人公の祖母。
絶世の美女と呼ばれた過去がある。主人公達の髪の毛の先が跳ねているのはこの人の血。
金髪碧眼。エレンが大好きでよくロヴェルと奪い合いになる。
ロヴェルと性格が非常に似ている。夫との逸話は周囲の貴族達からは伝説になっている程の行動派。
ローレン 男 (じいじ)
ヴァンクライフト家の家令。時折サウヴェルに代わって家業を代理している。
非常に切れ者で元騎士。王家縁の隠密業にも携わっていた者で、ロヴェルの父に惚れ込んでヴァンクライフト家の家令となった。エレンを孫の様に可愛がっている。
裏では色々と伝説を作っているらしい。
アルベルト 男 24歳→34歳→38歳
ヴァンクライフト家の護衛。騎士
ロヴェルの護衛だったが、モンスターテンペストの際に当主に庇われて死なせてしまう。
当時、結婚したばかりで子供が産まれる予定だった。「子供に父親の顔を見せろ」と言われたのが当主の最期の言葉であり、それをずっと気にしていた。
アギエルのせいで没落を辿っているヴァンクライフト家を守ろうとしてラヴィスエルの駒となる。
途中、ロヴェルにそれが知れお役ごめんとなる所をエレンに救われる。
カイ 男 14歳→16歳
アルベルトの息子。父からヴァンクライフト家から救われた経緯をずっと聞いて育つ。
自分の家庭があるのも、ヴァンクライフト家のお陰であり、父を救ってくれたエレンを守りたいと心から願ってエレンに忠誠を誓う。
ヴァンと契約して時の人となる。
バルヴェル・ヴァンクライフト(故人)
ロヴェルとサウヴェルの父、エレンの祖父。モンスターテンペストでアルベルトを庇い命を落とす。
※コミック版はバウヴェル表記。
王家(テンバール王国)
ラヴィスエル・ラル・テンバール 男
金髪碧眼。一つにまとめた長い髪を横に流している。
腹黒。とことん腹黒。国を何よりも優先させる腹黒さん。
ガディエル・ラル・テンバール 男 12歳→16歳
第一王子。金髪碧眼。顔は父によく似ている。
エレンに初めて会った際に、顔色の悪いエレンに手を差し伸べてしまい精霊の呪いが発動。
この経緯で王家は呪われている事を知るが、ガディエルは精霊に同情して謝罪しようとするものの、エレンに王家ならば謝罪してはならないと諭される。
エレンに近づきたいのに近づけないというジレンマに悩まされている。
シエル・ラル・テンバール 女 10歳→14歳
第一王女。金髪碧眼。王妃と瓜二つ。王妃と陛下のお気に入りで情報収集能力が非常に高い。特技は刺繍。
名前の「空」の意味から鷹の目を持つ少女。
ラスエル・ラル・テンバール 男 9歳→13歳
第二王子。金髪碧眼。王妃似。兄と共にエレンに会うが、呪いにやられて気絶。その後兄と一緒にエレンに会いたいと願うが、兄だけが先にエレンに会ったので拗ねている。
アギエル・リル・テンバール(アギー)女 15歳→25歳(1章の断罪時)
元アギエル・ヴァンクライフト。ラヴィスエルの妹。元王女。
幼少の頃、ロヴェルに一目惚れしてつきまとう。可愛がられた経緯で何をしても許されると思いこみ、暴虐の限りを尽くす。
モンスターテンペストに向かう際、生きて帰って来れるか分からないという理由からロヴェルから婚約破棄をされたが、それを根に持って報復に走った。
ロヴェルが精霊界に行ったまま帰ってこないと分かると、このままでは行き遅れになるというそれだけの理由と報復目的で弟のサウヴェルに目をつけて無理矢理結婚する。
日頃からサウヴェルを貶していて家の金を使い尽くす。結婚から9年後に離婚。
アミエルを産むも、その父親は誰か分からない。
アミエル・リル・テンバール 女 8歳→12歳
元アミエル・ヴァンクライフト。アギエルを母に持ち、姿は母親に非常によく似ている。
母と一緒に暴虐を尽くすが、母が断罪されてヴァンクライフト家に恨みを持つ。
自らの噂を擦り付ける為にラフィリアの噂を裏で操作し楽しんでいた。父親は不明。
ガディエルの護衛
ラーベ 男 21歳 近衛騎士 熱血漢
フォーゲル 男 22歳 近衛騎士 非常に頭が良く、無口
トルーク 男 18歳 近衛騎士 隠密 剣の達人
トルークはローレンの兄の孫に当たる子供。伝説を持つローレンの手腕に惚れ込んでいる。
ヒューム・ベルンドゥール 男 12歳→16歳
最年少で宮廷治療師となる。アシュトと契約している。
母親を人質に取られ、バルファの言いなりになっていた。
リリアナ・ベルンドゥール 女
ヒュームの母。ヒュームが小さな頃に夫を亡くす。その後、バルファに見初められ伯爵家に入るも伯爵夫人に虐められ身体を壊し寝込む。
裏で息子を人質に取られていた経緯がある模様。
バルファ・ベルンドゥール 男 (学院長)
代々学院を管理している伯爵家の当主。
エレンの薬に目を付けて製法を知るためにエレンを無理矢理学院に入れようと画策する。
だが直ぐ様エレンに企みがばれて洗いざらい暴かれる。
目的の為なら手段をいとわない程のしつこさを見せる。
マルスト 男 治療学の教師
ムスケル・バイガルド 男 騎士学の教師
ロヴェルとカイの教官。ロヴェルの五つ名を知る人物。
精霊
ヴォール 女 (女神)
オリジンの姉。全てを見通す女神。
ヴァール 女 (女神)
オリジンの姉。断罪の女神。
二人の姉女神は一緒に双女神と呼ばれる。
ヴィント 男 (大精霊・風)
精霊界の宰相的役割をしている。
エレンの事をお嬢様と呼ぶ。子供はヴァン。
ヴァン 男 (大精霊・風)
ヴィントの子。獣化では白銀の虎の子。だが体格は通常の虎の三倍。首元の毛が長い。
エレンにブラッシングしてもらったり、ふもふしてもらうのが好き。
まだ人化(大精霊化)して間もなく、力が不安定。後にカイと契約する。
アシュト 男 (本名・フェアシュタント・精霊・知恵)
ヒュームが契約した精霊。自然界を司る精霊ではないので非常に珍しい精霊なのだが、全く気付かれていない。
元の名前が長いのでアシュトと呼ばれる。姿はうさぎ。エレンの事を「ひめしゃま」と呼び、喜んで飛びついてくる。
知恵の精霊なので、人間界・精霊界にあるものは大抵分かる。だがエレンが作り出した物は複雑過ぎて分からなかった。エレンとヒュームに頭をなでて貰うのが好き。
レーベン 女 (大精霊・生命)
クリーレン 男 (大精霊・治療)
ホーゼ 男 (大精霊・風)
シュトゥ 男 (大精霊・風)
ヴィルベル 女 (大精霊・風)
ニーゼル(姉)とレーゲン(弟)(双子の大精霊・雨)
ボーデン 男 (大精霊・土)
フラン 女 (大精霊・植物)
オープスト 女 (大精霊・植物)
リヒト 男 (大精霊・光)
アークの弟。直接ではないがエレンの兄に当たる。エレンからは「お兄ちゃん」と呼ばれている。
後に「にーさま」呼びになる。
アーク 男 (大精霊・魔素の循環)
リヒトの兄。オリジンが最初に創造した子。
のんびり屋さんで人間界で昼寝をしていたら人間に捕らわれて実験体にされる。
300年後にエレンに助けられるが、その経緯でエレンに一目惚れし結婚を申し込むが、即答で断られるが諦めが非常に悪い人。
隙あらばエレンの前に出てアタックしようとするが、ロヴェルに警戒されてなかなか上手くいかない。
エレンからは「アークにーさま」と呼ばれている。
(こちらは随時付け足していく予定です)