1話とかつまんねー事書くなよ
俺は高校生で、普通に全日で普通の成績で普t
『取り敢えず長い説明とか回想とか、てか序盤もラノベに支配された読者の脳味噌ならわかるだろうからすっ飛ばすよー、簡単に言えばネトゲログイン出来ないけどキャラがNPCになったらどーなるかー、ってやつ、て事でチュートリアルもすっ飛ばして初っ端ボス戦だぜ♡』
「めーんどくせーぇ」
不抜けた声が響く、当然俺が主人公なんだが…元々プレイ方針が適当だったせいで、NPCだと最早肉壁以下、現在―敵前にて脱力中
「てか攻略とかww今時三流ネトゲでももっと楽しいだろwww」
めんどくさい、もう此処でいっそ適当に食われて終わらせちまえ、それか可愛くて強い幼女(ただし黒髪ロングのストレートは除く)に助けてもらうラブコメにシフトしたい
『やったな諸君!この駄作は君らが乏し、愚弄し、嘲笑う前に主人公の死によって終わる、そして来週からはロリとイケメンのありがちなラブコメ兼ファンタジー兼メタ発言のダラダラ脳内レイプ物になる、て事で1話で主人公はデリートだ☆』
見るに悍まし…くもない、結構普通に現実で居そうな犬っぽいかわいいモンスターが、ゆっくりと歩み寄る
「うわー、しぬー、ロリ、かわいい魔法系のロリ助けてー」
まだ脅す様に、歩み寄r
『糞長いからラブコメシーンまでカット』
「あの時の約束、覚えてる…?」
「忘れる訳無いじゃん…ばかっ」
「じゃあ……」
『ふたりは幸せなキスをして終了、その後しっぽりして次は子供が世界救っちゃったり』
「俺の名前は主人公!なんやかんやで世界を救った英雄って設定のNPCだ!」
見るからに硬そうな白メインの鎧、正義の象徴の様な美しい剣、勇ましい立ち姿
『なーんてありきたりな主人公のたんじょー、次はやっぱ対照的な、んで実は生き別れの兄弟な敵の大将の説明だー』
「俺の名前は悪の組織の元帥!実は主人公と生き別れの兄弟で、最後のシーンでは熱い抱擁をして協力して生きていくから、よろしくな!」
『見た目は主人公と対照だからカットー、まぁなんやかんやあって最終決戦だ!』
「ま、まさか…」
先程の剣戟によって消耗され、耐久値の尽きた兜が、光を放ちながら地面へと散る
「み、みるな……」
俯き、即座にバックステップ、顔を布で覆うと、冷たい目で突き刺す様に見つめる
「に、兄さん…なのか?」
「あ、いえ、向かいの斉藤ですけども」
『そう!やーっと僕のお陰でシナリオがぶっ壊れた訳さ!これから斉藤さんと主人公君は気まずくなって、社交辞令を1通り済ませてから互いのアジトに戻る…続きは無いけどな!』
『次からは楽しい楽しい戦闘物だ、ぽろりあり、ラッキースケベあり、痴女もビッチも遊女もいるぞ!』
『僕は混ざらないけどー、まぁ適当にダラダラ続き書く為の言い訳にさせてくれ!』