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ギャンブルパンチャー

ここにある、一体のロボット。頭はそこそこちぐはぐで嚙み合っていないのが、まあ二、三日ごとにパニックを起こして新幹線に飛び乗ったりするのを見ていれば誰でもわかる。このロボットは、パンチを出す。ぶっちゃけ当たっても強くはない。なら何なのかと言えば、一攫千金を狙うハードパンチャー。その場で朽ち果てるタイプの博徒だ。今日もちぐはぐロボットがハードパンチを狙うのだが。


あーあ、やめておけばいいのに。殴ってでも止めてやるべきかなあと考えた他のハードパンチャーは、次のレースの予想をロボットに見せた。「何言ってんの?」から「やばかった!」と気がついてロボットは緊急停止。とにかくなんとか!と思っているのが罠らしいと今さら気がついた。慣れないのにハードパンチ狙うから、と口に出さないのは教えた側の優しさだ。


きっとこのロボットは家で暇を持て余す。

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