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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

その透き通った瞳に映るのは、氷の姫君だけ。

作者:yuzunatu
 罪人たちが送られる隔離村・ロビエ。
 そこで生まれ育った少年、リシェ・ヴェントは、罪人の血を引き、自らも村人を殺めた過去を持つ。
 誰からも恐れられ、忌み嫌われながら、フードで瞳を隠し、生きることに意味も期待も持たずにいた。
 そんな彼の前に、ある日一人の少女が現れる。
 彼女の名は、ルセリナ・シーベルト。三大貴族の名門・シーベルト家の本家令嬢。
 彼女は“勉強のため”と称して、なぜか自ら進んでこの村にやってきた。
 最初はその異質さに戸惑い、関わることすら避けようとするリシェだったが、彼女の持つ気高さと優しさ、そして“誰もが見て怯む自分の瞳”を「綺麗」と笑った言葉に、凍てついた心が少しずつ動かされていく。ルセリナもまた、彼の持つ静かな強さと繊細な美しさ、そして人の姿を映す魔眼に惹かれていった——。
 けれども二人の身分は、天と地。罪人と貴族。交わるはずのない世界に生きていた。

 ――ならば、方法を変えればいいだけ。

 ルセリナが選んだ奇想天外な手段。それはリシェを“自らの従者”として迎えることだった。
 家族の反対、差別と偏見、そして学院という新たな世界。
 それでも、二人は手を取り合い、空を操る魔法と、凍てついた氷の剣をもって、運命に立ち向かっていく。
 これは、透き通った瞳を持つ少年と、氷の姫君と呼ばれた少女が、
 この世界の“偏見”と“運命”を壊し、新しい空を創る物語――。
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