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『告白』著:湊かなえ――語りの面白さが詰め込まれたミステリ

 告白調で物語が展開されるミステリ・サスペンス小説です。


 本屋大賞受賞作品は全部読む予定なんですが、その一環で古本屋にて購入しました。


 物語は、終業式が終わり春休みになろうというときに、ある教師が始めた話から展開されていきます。

 教師の話――最初の告白の後、物語は新たな展開を迎えていき、語り口も変わっていきます。

 特徴的なのは、物語の語り口が変わるごとに、登場人物の印象、出来事の見え方が変わっていくことでしょう。


 何の話だろうと思いながら読み進めると、いつの間にか物語に心を掴まれていました。

 徐々に謎が解けていく緊張感と、どんな結末を迎えるんだろうという期待にも似た恐怖感がたまりません。

 善悪感、死生観など、登場人物それぞれの考えの違いも面白く、興味深く読み込めます。


 語り口の面白さ、魅力を堪能できる小説でした。

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