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『1日10分のごほうび』著:多数――読書は旅に似ている
様々な作家の短編を一つの本にしたアンソロジーシリーズの第二弾。
第一弾の『1日10分のしあわせ』が好みだったので、本屋で購入しました。
著者は赤川次郎、江國香織、角田光代、田丸雅智、中島京子、原田マハ、森浩美、吉本ばなな。
全12篇の短編集です。
こんな風に話をオトすんだ! と感心したり、ゆったりと広がる心象風景にときめいたり、人情噺にホロリとしたり。そんな、読書の楽しさが詰まった一冊だと感じました。良い本って、旅をしたときのように、ドキドキさせてくれたり、新たな景色や鮮やかな体験を心に残してくれるものだなあ、と思います。
自分はこの本を読むまで、上記作家で赤川次郎、角田光代以外の著作を読んだことがありませんでした。
読書の世界を広げるにもいい本だと思います。
仕事で疲れた夜、学校に行きたくない朝、なんとなくだるい昼。ちょっぴり贅沢な時間を過ごしたいと思ったときに、ぜひ。