沖田総司 魔法を覚える
俺が生まれてから5年月日が過ぎて、俺は5歳になっていたのだった。
流石に5年もあれば色々分かって来たので整理する
俺はディスクライナー男爵家に生まれた三男のレオと言う名を付けられた。
俺が生まれてから最初に始めたのは言語だった。
言葉や文字が分からなければ何もできない、そこからは只管に文字と言葉を覚えるのに全力を掛け、2年で習得できた。
そして次にこの世界の仕組みや常識を身につけた。
そして気づいた事はここは間違いなく俺がいた世界では無いという事。
この世界には魔法と言う物があり、体内にある魔力を
使う事で使用する技術らしい。
俺は三男と言う事もあり爵位からは遠い為、15歳で成人するこの世界では成人と共に家を追い出さられ、貴族としての名を剥奪される。
その為、三男以降は貴族のお勤めは殆ど無いに等しい為
俺は館ではかなり自由である。
とりあえず後10年で家を去る事を考えると、考えれる事は二つに絞られる。
大体の貴族の三男はこの国の治安を守る騎士となるか、冒険者として生きて行くかの二つに分かれるらしい。
俺は新撰組の近藤局長以外の人の下には付かないと決めている為、冒険者を選ぶ事にした。
冒険者の仕事は、冒険者ギルドと言うものに所属して
依頼を受けて金を貰う仕事である。
冒険者は基本万屋の様な物らしい、この世界には魔物と言う凶暴な生き物が存在する為、それを狩るのが基本的な仕事らしい。
その様な物を相手をする為に準備するに越した事は無い
ので俺は一早く魔法の習得を目指す事にしたのだった。
これがここ5年間で、得た知識と目標である。
しかし魔法の勉強は10歳かららしい、あと5年も掛かるとはそんな悠長な事はしてられない。
「とりあえず魔法の本でも探すか」
そうして俺は魔法の習得の為、家の書庫に向かいで魔法の本をさがす。
「あったあったこれだな。」
俺は一冊の本を取り出した、表紙には魔法の心理と書かれている。かなり分かりやすく書かれていた為にその本を読み始める。
《魔法を使うためには魔力が必要である。どんな小さな魔法を放つにしてもそれは変わらず、その魔力が無ければ小さな魔法すら放つ事は出来ない。まずは自分の魔力量と魔力の質そして属性を知らなければなりません。》
「なるほどな、その魔力量や質や属性はどうやって調べるんだ?」
そう独り言をぶつくさ言いながらまた本を読み始める。
《まずは魔力量の測り方はコップに水を入れて、その水に体内の生命エネルギーを流す感じである。その時に水に変化が加わる。水が反応しなければ魔力量が少なく波紋が出れば並程度、沸騰すればかなり多い。》
俺はそれを読むとコップに水を入れて生命エネルギーをそこに注ぎ込むイメージをする。
すると水の入ったコップは爆発した。
「お、お、お????????」
全身が水浸しになり究極に困った事なってしまった為、一度着替えに寝室に戻る。
着替えが終わるとその場でまた本を読み始める。
「とりあえず俺の魔力量が多いいと言う事は理解した。次は質だな」
そう言うと又、本を読み始める。
《魔力の質は人それぞれ異なり大まかに分けると剛と柔二つあります。剛は魔力発動まで遅いが威力は大きく、
柔の魔力は発動まで早いが一発が少し軽い。そして調べ方は木枝を持って水の時と一緒の様に調べます》
「なるほどな、木の枝だな」
そう言って木の枝を払に外に出て木の枝を拾い魔力を通して見ると木はグネグネし始めた。
「何だこれ…めちゃくちゃ気持ち悪い…」そう言って本を読むと柔の魔力の場合はグネグネするらしい。
「と、とりあえず柔の魔力なのは理解した。」
そう言って次の内容に行く、「次は属性だな、属性って何があるんだ?」
俺は本のページをめくる。
《魔法の属性に付いて、魔法属性とは表属性と裏属性があり表は全部で火水土風雷と5属性あり殆どの人はこれにあたります。しかし極稀に裏属性と言う物に当たる人がいます。裏属性は勇者の光属性や魔王の闇属性や他者多用に存在すると言われています。》
「なるほどな、そんでどうやってそれを調べるんだ?」
《魔法属性の調べ方、魔法属は紙を1枚用意します。
その紙に魔力を流すと分かります》と書かれている。
俺は紙に魔力を通してみるすると文字がうかびあがってきた。そこに書かれていたのは。
『風』
「どうやら俺は風の魔力みたいだな、そうと決まれば
俺の剣術と組み合わせた戦いかたを…」
俺はある事に気がついた、紙の裏に何か書かれている。
『召』
これは何だ?
何を表している文字だ?
俺は裏属性の事に付いて調べる。
《裏属性魔法『召』通称『召喚魔法』使役した凡ゆる
物や生物を呼び寄せる魔法》
とりあえずこの辺は調べながらやるしか無い、剣術ならまだしも魔法に関しては理解できてない所の方が大きいのは間違いない。
しばらくは剣術と魔法の稽古に突き進むとしよう。
頑張って投稿していきまーす