プロローグ
今更プロローグを書き始めるってどうなのよ
(既に80話以上書いた)
6月10日
この日、国籍不明の軍隊と謎の生物が日本のX市を襲った。
軍隊は中世の騎士を彷彿させる全身を金属で覆った鎧のようなものを身に包み、武器を使用することなく次々と人を殺めた。
一人は手をかざすだけで人々を発火させ、一人は地面を操り人々を串刺しにする。
それはまるで物語の中だけにしか存在しないはずの魔法使いのようであった。
そしてこの軍隊の後ろに見えるのは山のように巨大な蛇。
とぐろを巻くソレは崩壊していく街を悠々を見つめる。
煙で空は黒く染まる。
豪火が地上に存在する全てを無に帰す意識を持つかのように舐め尽くす。
辺りで人々の悲鳴と文明が崩壊する音が、鼓膜が破れるほどの轟音が鳴り響く。
天高く聳え立つ人類の叡智が崩れ去り、山を築く。
人々の流血で赤き川を作り出す。
言葉では言い表すことの出来ない、地獄絵図が広がっていた。
数分もしない内にX市に生存する人物は一人も居なくなった。
そしてこの日、人類は滅亡した。
これは決して語られることの無い英雄譚
はい。どうもこんにちは。おっさんです。
ほんと今更プロローグを書くのってどうなのよ……
普通一番最初に書くことでしょ……
まぁ過ぎたことは仕方がない。うん。
そんな訳で今日の後書きもこの辺で。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
それでは!!