表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

第2話

「沢尻さん、ガイシャの身元が判りました」


 沢尻と呼ばれた刑事はゆっくりと振り向いた。その動作、体格、全てに貫禄がみなぎっている。


「名前は生野ホシ、年齢は87歳。立ち食いうどん屋経営で、平日の朝8時から夕方7時まで店を開けていたそうです」


「そうか。この現場、立ち食いウドン粉竜の店長で間違いないんだな?」


「ええ。あと、死亡推定時刻は土曜の夜8時から12時の間だそうです」


「土曜だと?」


「はい。間違いありません」


 沢尻は眉間に深い皺を寄せた。


「よし、付近の聞き込みに行け」


 ドスの利いた声で沢尻が指示をすると、部下と思われる男は小走りに駆けていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ