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異世界に転生したぼくが、トラックに惹かれたラブコメディー! ~恋人は10tトラック~
「素敵だ」
ある日、俺はトラックに惹かれた。
白い車体の無骨なボディーに、俺のハートはロックオンされた。
荷台の形状なんて頬ずりしたくなるぐらいだ。
「付き合って下さい!」
俺はトラックに告白したが、その答えは「友達のままでいたい」だった。
俺はトラックを殴った。
嫌がるトラックの給油口を強引に開いて、中に軽油をたっぷり注ぎ込んだ。
「へへへ……俺の好意を受けいれないお前が悪いんだぜ」
トラックは泣いていた。
サスペンションを軋ませて、好きなメーカーの名前を……「いすず……いすず……ごめんね」と泣いていた。
それに興奮した俺は、異世界にトリップした。




