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名前屋さんとネコの着物屋  作者: ♪メジロ♪
4/4

着物屋




前話までお読み頂いた皆様。



お久しぶりです。


♪メジロ♪です。



大変遅くなってしまい申し訳ありません

(T ^ T)



なんとかホソボソと続けていきます☆


それでは、続きをお楽しみください。


『最近流行りのペットに着せる服屋さんかな?』


音夢は迷っていた。


不思議なネコを追いかけて見つけた店という事もあって入ってみたいと思うが、イヌもネコも飼ってないのに冷やかしするのも、悪い気がした。


音夢は思い切りが良い割りには妙なところで気を使うタイプだ。空気が読めるのか読めないのか、知人たちの評価は未だ定まってはいなかったが、好人物であるという点では一致していた。



『ま、せっかくだしね』







音夢は意を決して…、とまではいかないが一息置いて、店に入っていった。



『ごめんくださーい……って…すごっ…!』




店内に入った音夢は驚いた。ネコ用の衣類を販売する店だとは思ったが、Tシャツ等のいわゆるカジュアルなファッションではなかった。

文字通り、ネコ用の振袖等の着物を扱う店、つまり呉服屋だった。内装については、玄関から少し土足スペースがあり、ディスプレイはそこから先の段を超えた畳のスペースに設けられていた。ここまでは一般的な呉服屋と言える。ただ、異色だったのはもちろんネコ用の着物だったのだが、これはネコが着るための着物だ!と強烈に訴えている物体があった。







『ネコのマネキンなんてあるんだ…』






音夢の人生の中でネコ型のマネキンを見る機会はなかったし、そんなものがあるのかも音夢にはわからなかった。



『まあ、剥製を使うわけにはいかないか』


と、そんなことを独り言ちたり、


『ネコってこんなポーズとるの?』


と、妙に人間くさいポーズをとっているネコ型マネキンをみてツッコミをいれたりしながら、店内を物色していた。



と、その時


『いらっしゃいませ〜』




店の奥の方から店員の声が聞こえてきた。澄んだ声である。年齢にしてみれば20歳前後だろうか。音夢が声の方に目を向けると今度こそ、文字通り目が点になった。



『気付きませんで大変申し訳ござ、……って、人間?!』





着物を着たネコが喋っている。向こうも向こうで驚いているようだが取り敢えずこちらの驚愕を優先してほしいと音夢は思った。喋る人間は一般的だが、喋るネコは一般的にはいない。


(と、とりあえず自己紹介したほうがいい?いいよね?!)


喋っている時点で向こうもタダのネコではない。もしかすると自分には全く手に負えない怪物の可能性もある。見た目は可愛らしい三毛猫であるが…。とにかく敵意がない事を伝えるのが最善であると音夢は踏んだ。



『あ、あの!私はこの近くで名前屋をやっている音夢というもので…』


『あ〜!?あの噂の!でしたら早く仰ってくだされば良かったのに!わたくし、心配してしまいましたわ。この頃はネコ狩もないとは言え、この店に来れる人間には警戒していたもので…』




『ネコ狩なんて物騒なのあるの?って私のこと知ってるんだ?』


『えぇ、それはもちろん。この辺りでは有名ですよ?とっても親切で、おせっかい焼きな素敵なお方と聞いております。ふふ。あ、申し遅れました。わたくしは(ゆう)と申します。どうぞ、お夕とお呼びください。』




それが、音夢とは今後長い付き合いとなる着物屋のネコ、夕との出会いだった。





またしても短文、駄文でした。



誤字、表現の仕方等、アドバイス頂けましたら嬉しいです☆



最近は同人サークルのライターをやったり、大学院の入試勉強を始めたり、ガールズアンドパンツァーの映画を見に行ったりで、大変盛り上がってきてます\(´◓Д◔`)/



特にガルパンの映画は凄まじいものでした。何度でも見たい映画です♪



次回こ投稿も遅くなってしまうかもしれませんが、お待ち頂けましたら嬉しいです☆



(*´∇`)ノシ マタネ〜♪




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