今更ですが、神降臨!?
前話のつづき
二日前。
な~んて思い出したくもない響き。
女の子が主張している日付は、天使と悪魔の二人組みに連れまわされた日を指している模様。
記憶は既におぼろげで、詳細は抹消済みだったのだが、思い出さねばならないようだ。
一分。
何があったかなぁ?
二分。
あの時はせめて、まだ見ぬ神様に助けて欲しかっ……
三分。
……
三分半も経たぬまに蒼白になる。
「もしかして……」
目の前の幼い女の子をよく見る。
神社の境内でもないのに巫女服を着ている女の子。
普通に歩いて出会うことはまず無い服装で、どことなく尊大な口調。
「神様?」
「そうじゃ。わらわは神じゃ。それも女神様じゃ。たんと崇めたもう」
「えーーー」
こんな子どもなんて、予想の範疇を超えているっ!
あー。それを言えば、あいつらもそうだったな。精神年齢が特に!
驚愕と同時に、不要な情報まで引き出してしまった。
「そこまで驚かぬでもよかろうが。失礼な!」
「だって、どう見たって、子ども」
「何じゃと?!」
「わらわが一番気にしておることを言うか!」
「言うておくがのう。こう見えてもお前の何倍も年上なのじゃぞ。神は何千年も生きられ、お前達人間の寿命とは違うのじゃ」
つまり、成長が遅いのか。
納得。
「あのう。つかぬことをお伺いしますが。いつまでこちらにいらっしゃるんでしょうか」
「さあのう。久しぶりの人の世じゃ。ちょうどこちらでの家も見つかったしの。楽しみたいものじゃ」
「ええっ」
「嫌そうじゃな。何かあるのか?わらわは修行中の身じゃが、お前の悩める運気をよくするくらい簡単ぞ」
ふふんといった感じの少女型神様。
「押し売りはもういいです。間に合ってます」と主張したかったが、無理だよなぁ。