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はじまりはじまり

コメディータッチの不運小説です。

皆さん 聞いてください

オレはどこで道を間違えたんでしょうか

オレはただ……

ただ……


「信じただけなのに~~!!!」


「うるさいっ!!」

「うわぁ」

突然のオレの叫び声を聞いた誰か、おそらく背後に潜んでいた女性達の誰か、に蹴り飛ばされ、ぽっかり口を開けた側溝に突っ込んだ。

「何やってんだよ。これくらいで落ちるか?」

「だいじょうぶですか」

側溝のコンクリートと睨めっこしているオレを見下ろす複数の少女の影。


これがオレの日常

ささやかな幸福の影は微塵もない


読んでいただきありがとうございました。


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