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 生贄のサクラ、ドラゴン男の嫁となる。  作者: 花冠椛(はなかんむりもみじ)
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第八話 黒フードグループ


 「さてと、これからどうするつもりだ?」

 リュウはミオリに向かって聞く。



 「そうね、私も貴方達について行こうかしら貴方達と一緒に居ればまた黒いフードの者たちに会えるかもしれないしね」

 ミオリさんはそう答える。



 「じゃあこの街から出てどこに行くの?私はこの世界を見て回りたいという夢があるのに」

 私はリュウに向かって言う。




 「黒いフードの情報を知るためにまずは色々な街や村を見て回ろう。

 そうしたらお前の夢も叶うだろ?」

 リュウはそう答える。



 「分かった、じゃあ行こう」

 私はミオリとリュウと共にパーリナ街を出るのだった。 




 その頃



 ???


 「おい、セブンまだ暴れたりないのか?もう十程の街や村を滅ぼしただろ?」

 黒いフードを被る男がセブンという名のフード男に向かって言う。 


 「当たり前だろ?あれくらいじゃ物足りねぇ!もっともっと壊してぇ!強いやつが居ねぇから退屈すぎるんだよ」

 緑髪のセブンはイライラした様子で言った。



 「あら?セブン、イライラしていると肌が悪くなるわよ、それとフォーも居たのね」

 黒い一色の服を着た蒼髪の女性が二人に声をかける。



 「なんだよナイン、お前だって偶にはイライラしてるじゃねぇか」

 セブンはナインに向かって言った。



 「違います!私は、うざい女にイライラしていたのよ!私が一番可愛いんだから」

 ナインもセブンに向かって言う。


 

 コツコツ、


 ?!


 「おい二人共、上司が来たみたいだぞ?」

 二人が足音の方を向く。



 「はぁ〜私が居ない間にこうも口喧嘩をしているとは、情けないですね。

 まぁそれより、そろそろ動きますか?エイト達の方も色々とやっているそうですし」

 二人に向かって言う女性、名はスリー。

 

 

 「スリー、俺は別にナインと口喧嘩なんてしてねぇよ。

 それよりも、強い奴居たか?」

 セブンはスリーに向かって聞く。



 「ええ、見つけたわ。バルバル街に強い剣士が居るって聞いたわ」

 スリーはセブンに向かって答えた。





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