表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 生贄のサクラ、ドラゴン男の嫁となる。  作者: 花冠椛(はなかんむりもみじ)
26/34

第ニ十五話 ツー・ナガル


 私達は大図書館の中へと入る。


 おおー!!


 中には沢山の本棚が並べられており、その一つ一つの本棚に沢山の本がしまっている。



 「わーい!本がいっぱ〜い」

 ミツバとチカは嬉しそうにはしゃぎ奥へ走っていった。



 「チカ達は本に夢中になっているうちに俺たちは、本を探そう」


 「あの、情報が少なすぎます。

 何の本を探すんですか?」

 私は、レオンさんに向かって聞く。



 「ああ、君の体からザクラと名乗る者が現れ、世界に終焉をもたらすと言ったんだ。

 それを今夜するそうだ」


 「ええ!!じゃあ!早く見つけないと!」

 私達は急いで本棚へと駆け寄りヒントは無いかどうか探し始める。



 しかし、



 「お、多すぎる。

 あまりにも本が多すぎて」


 外を見るともう夜になりかかっている。



 「このままじゃ、世界は滅ぶんですか?」

私はレオンに向かって聞く。


 「そうだ、間違いなく滅ぶだろう。

 そうならないためにも、対抗できる何かが無いか探しに来たわけだ」


 「あ!あれ!」

 ミオリさんは外を指差す。



 私達は駆け寄ると

 絶望した。



 空には沢山の魔法陣が現れている。



 「お、終わりだ。

 俺たちはまもなく殺される、いやこの大陸全ての人間が殺されるだろう。

 思い残す事が無いように目をつむっていよう」

 レオンさんはそう答え椅子に座り込む。



 「そ、そんな。

 私はまだ生きていたかったのに」

 ミオリさんも崩れ落ちる。



 「サクラ、どうする?」

 リュウは静かに聞いてきた。



 「私は、まだ生きたいの。

 だって、まだ私は色んな街を見ていない。

 こんな所で死ねない、死にたくないよ」

 私の目から涙がこぼれ落ちる。



 「サクラ」

 リュウは優しく私を抱きしめる。



 その頃



 「さぁ、今宵この世界を終焉へと迎える。

 滅べ、ガルシア大陸!!!」


 「やらせるか!」


 ?!



 ザクラが魔法を唱えようとしたとき、何者かが斬りつける。



 「何者だ?僕に攻撃をするなんて」


 月の光で照らされるその人物。

 それは



 「僕は、ツー・ナガルだ。

 世界を終わらせるものよ!消えろ!この世界から」

 攻撃したのはツーだった。



 「では、ツーよ。

 何上僕に攻撃をしたんだ?」

 ザクラがツーに向かって聞く。




 「世界を終わらせるなんてさせるか!

 この世界は、平和で溢れている。

 こんな楽しい世界を終わらせるわけにはいかない!」

 


 すると、

 「くくく」

 ザクラが笑う。



 「何がおかしい!」

 ツーが言う。 



 「平和で溢れているだと?笑わせるな、お前達の事を少し調べたが何やら世界征服をしようとしてるじゃないか?

 それのどこが平和なんだ?言ってみろ」

 ザクラは言う。



 「・・・・」



 「黙るのか、まぁいいだろう。

 一つ言うが、お前達がやってることも僕と同じ事だぞ」


 「違う!」

 ツーが反論する。



 「違うというのなら、何が違うのかを言ってみろ」

 ザクラが聞く。


 「僕たちはむやみに人を殺さない!」

 ツーが言う。




 「殺さなかったら同じことをしてもいいのか?」

 ザクラが言う。

 


 「そ、それは」 


 「何も言えんか、まぁいいだろう。

 面白かったぞ」

 ザクラは笑い、地面へと降り



 「え?」


 「死ね」


 ずしゃ!


 ツーの体が切り刻まれる。

 ドサッ



 

 「面白くもない答えだ、何も面白くない。

 まぁ今回はお前の頑張りで終わらせるのは後日にしよう。

 まぁ、死んでるから聞こえないけどな。

 ふははははは」

 ザクラは暗闇の中に消えていった。




 

  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ