国渡ル少女
それは、すごくすごく神秘的な夢でした。
自分の姿、形すら見えない、何もないただただ真っ白な空間。
そんな中、声が聞こえてきます。
「あなたの力を貸してください。この世界にある10の国。それぞれの国が大きかれ小さかれ、悩みを抱えています。この世界が救われた時、あなたは全てを思い出すでしょう。」
私が目を覚ますと、目の前にはきれいな海、青い空、白い砂浜が広がっていました。辺りには昔戦争でもあったのでしょうか。たくさんの白骨死体や武器とみてとれるものが散らばっています。
ここはどこだろう、と考えていると、私は自分のことをほとんど覚えていないことに気がつきます。覚えているのは“カノン“という名前と、銃や短刀を作った戦い方だけ。さらにこの異様な光景や状況にも恐怖や焦慮を感じていないことにも気がつきました。
そんな中、私はさっきまで見ていた夢のことを思い出します。悩みを抱えている10の国。世界が救われた時、全てを思い出す。
このままここでずっと考えていてもしょうがない。そう考えた私は、ひとまず近くにある国を訪れるべく、歩き始めるのでした。
自分の姿、形すら見えない、何もないただただ真っ白な空間。
そんな中、声が聞こえてきます。
「あなたの力を貸してください。この世界にある10の国。それぞれの国が大きかれ小さかれ、悩みを抱えています。この世界が救われた時、あなたは全てを思い出すでしょう。」
私が目を覚ますと、目の前にはきれいな海、青い空、白い砂浜が広がっていました。辺りには昔戦争でもあったのでしょうか。たくさんの白骨死体や武器とみてとれるものが散らばっています。
ここはどこだろう、と考えていると、私は自分のことをほとんど覚えていないことに気がつきます。覚えているのは“カノン“という名前と、銃や短刀を作った戦い方だけ。さらにこの異様な光景や状況にも恐怖や焦慮を感じていないことにも気がつきました。
そんな中、私はさっきまで見ていた夢のことを思い出します。悩みを抱えている10の国。世界が救われた時、全てを思い出す。
このままここでずっと考えていてもしょうがない。そう考えた私は、ひとまず近くにある国を訪れるべく、歩き始めるのでした。