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笹竜胆之影武者〜影の勇弟(ゆうてい) "源義門"〜(真 転生源氏英雄伝)  作者: 綴 K氏郎
序章 大蔵合戦、それは保元へのいばら道
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亀裂と親兄弟

「というわけでここに揃ったわけですな。」


「おい、何勝手に綺麗に締めてんだ。俺の苦労を軽く流すな。」


何はともあれ、翁を初めここに範信、範雅、祐範と兄弟達が揃った訳だが、


「おい、クソ親父。なんで兄貴がいねぇんだよ。」


「・・・。」


「ちっ、あくまでシラをきるってか。」


どうやら確執ありのようだ。


(すこぶる面倒じゃないか・・・。)


「範信が言う兄貴ってのは」


「無論、兄者だ。無愛想なのがいたろう?」


やはりと思っていたが、由良との話でそばにいた範忠は季範翁と険悪なようだ。


(理由こそ分かんないけど、範信やその下の兄弟達を見るに、兄弟間ではそこまでのようだな。)


そして翁は一言を絞り出す。


「お主のような脳筋者には分からぬよ。」


「なに・・・?」


範信の額にひびがはいる。


「まぁまぁ落ち着いてください。兄上。」


「そうです。後で我らで思案致しましょう。」


「範雅、祐範・・・。しゃーねぇな。」


弟らの必死の仲裁でドカッと座り直した範信には顔にしっかりと不服が受け取れるようなシワがよっていた。


「あのぅ〜、さっさと話に入ってくれない。俺もうここまで来るのに一日使ってるんだけど?」


目を細めて悦に浸ったような顔のまま翁は話し出したを、


「そうですな。頼みというのは預て欲しい者がいるのです。」



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