主張
自分の普段着に対し否定してくる父親と口論をするお話。
*めちゃくちゃ短く、気軽に読めます!
*カクヨム、エブリスタ、ノベルアップ+から自分の作品を転載したものになります。
「お前は何もわかっていない。」
父親が僕の主張を否定してきた。
「僕の着る服は僕が決める」
父親は僕の普段着に対して否定する。
僕が父親のような堅苦しくて、遊びのない性格をすることになれば三日が限度である。
長年おしゃれな服を着たいという欲求を押し殺して生活を続けてきたから、おしゃれに関しては死ぬまでわからないだろう。
僕は父親に『「おしゃれ」について広辞苑を引くべきだ。本来なら授業料を払うべきだけど無料でいいよ』と言った。
父親は「お前がその服装に自信がないから鏡から避けていることを知っている」
素人に判断をゆだねるとは考えていない。
しかし、この口論は人生で必要な無駄で最高の時間だった。