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ちょこっとだけ!そこのお兄さん寄っていく~。

作者: 七瀬
掲載日:2017/11/25

ここね、『あなたの心を癒すバー』 ですよ。

ちょっとそこのお兄さん? 寄って行かない?

見るだけでもいいのよ~

癒されるわよ~


そんな殺し文句のようにおばちゃんが外で呼び込みを

していた。


明らかに僕はおかしいと思い、見ないようにして横を横切ろうと

したその時、まさか!? おばちゃんに捕まってしまった。


『なになに? 今横切ろうとしたでしょ? お兄さんたら?

いけない子ねぇ~ さあさあ! お店に入って~!』


ヤバい! 捕まってしまった。お店の中は案の定薄暗くて、

あやしい雰囲気だ。ぼったくられないか不安で仕方がない。


『あら? こちらのお兄さんイケメンじゃないの~』

『ホント、カッコいいわねぇ~』


若くて可愛らしいお姉さんが2人、僕についてくれた。 

でも? あなたの心を癒すバーと言われたけど......?


普通の飲み屋のような...? 

おっとここで! まさかの!?

可憐な綺麗なお姉さんたちがステージ上で躍りだした。

そしてどんちゃん騒ぎになり綺麗なお姉さんにうっとり。


気が付けば、お酒をガンガン飲まされて僕はぐっすり眠って

しまったら...? 『ここは何処?』


神社かな? しかも狐の置物が......まさか!? この時代に!

キツネに化かされた!? 財布の中は空っぽになっていた。

完璧に化かされた! あの雌キツネめぇ~~~


確かに心は癒されやけど...? 懐は寒い。





















最後までお読みいただきありがとうございました。

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