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365回目の勇者召喚  作者: コカゼリオン
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第8話 スキル〈あくび無効Max〉の使い道





俺は今、隣の国のルーミス王国という所に向かっている。行き方は村長に聞いた。理由は、簡単だ。魔族に殺されない為に、〈剣聖〉スキル持ちの勇者に助けを求めに行くのだ。


それと、ルーミス王国に着くまでにスキルの訓練をしようと思う。これも、もちろん魔族に殺されない為だ。魔族は、スキルを2個同時に使っていた。俺もそれが出来れば強くなれるかもと思ったわけだ。



「1番使えないスキルの〈あくび無効Max〉の使い道を考えるかな。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あくび無効Max

効果

周囲1㎞のあくびを、瞬時に止める事が出来る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




これを、〈索敵〉スキルと合わせて使ってみようと思う。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

索敵

効果

周囲10mを、瞬時に索敵出来る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




このように、効果説明が似てるので何とかなるかもと思ったわけだ。



「よしっ、実際にやってみるか。いくぜ、〈索敵〉〈あくび無効Max〉発動。」



その瞬間俺は、気絶した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーーー



「はぁっ、やべぇ意識がとんだぞ。頭がめちゃくちゃ痛い。吐き気もする。オ゛エェ」



ゲロを吐きすぐ周りを確認すると、辺りはすでに薄暗くなっていた。



「うぉっ、何だこれ。」



俺は焦った。目や耳、鼻から結構な量の血がでていたのだ。



「これはヤバイ。〈歩く67〉×68発動。」


回復効果のある〈歩く67〉をすぐに発動する。その途端血が止まり、頭の痛みもなくなった。



「これ、今なら気絶しないで、発動出来るかも。〈索敵〉〈あくび無効Max〉発動。」



その瞬間とてつもない量の情報が脳に流れ込んできた。1㎞圏内の地形、風の流れ、地中にいるモンスター、虫の動きまで、ありとあらゆる情報が頭に入ってくるのだ。



「ぐぅっ、これはヤバイ。頭の中をかき混ぜられてるみたいだ。けどこれすごいぞ、常に発動してれば先の動きが予測出来る。これなら敵の動きが先読みできるぞ。これは使える。」



でもどうして、〈索敵〉と〈あくび無効Max〉でこうなるんだ?考えてもわかんないぞ。感覚的には、〈あくび無効Max〉に〈索敵〉を乗せてる感じなだけなんだけどな…。





こうして、俺は敵の動きを先読みする能力を手に入れた。まぁ、〈歩く67〉の効果時間の10分限定だが。それに、見栄えは非常に悪い。発動中は耳、目、鼻から常に血がでてるからだ。さらにめちゃくちゃ頭も痛い。普段は、あまり使わないでおこう。






俺はこうして、幸先よく勇者のいる国に向かうのだった。

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