表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
365回目の勇者召喚  作者: コカゼリオン
5/31

第5話 盗賊からお金を盗む




俺は、森を出たあとなんと、2日も歩いた。途中で休むのも怖くて、2日寝てない。体の疲労は、1日に1回〈歩く67〉の重ねがけの回復効果で誤魔化している。けど流石にまずい。〈アイテムボックス3〉の食料が尽きたのだ。



「なんで、何も食べ物ないんだよぉ。森には、結構あったのにさぁ〜。もう寝てぇよぉ。」



俺は追っ手が来ないよう、人通りの少ない場所を行こうと思い、あえて人の来なそうな荒れた土地を真っ直ぐ歩き続けた。それがミスだったのだ。俺の歩いているところは、川すら無く、林も無い。まぁそのおかげで、まだモンスターにすら会っていないが。



「早く村を見つけてベットでやすみたいよ。あ〜何もなくて暇だ。よし、誰もいない今のうちに、まだ使ってないスキルとか使ってみるか。何かわかるかもしれないぞ。よし、使うぜ。〈あくび無効Max〉発動。」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あくび無効Max

効果

周囲1㎞のあくびを瞬時に、止めることが出来る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



何かが、1㎞ほど広がる気配がする。おっ、700mさきの誰かのあくびを止めた感覚があるぞ。その場所に行ってみるか。



「ここら辺だと思ったんだけどな〜。おかしーな、何も無いぞ。」


ガコンッ



「ん?」


地面から、なぜか金属のような音がする。


「ここかっ、金属でできたフタみたいなのがあるな。俺のカンがこのさきに何かあると行ってるぜ。そいやっ。」



俺は、勢いよく金属のフタを上に上げた。その先は、人が1人歩けるスペースのある地下へ続く階段だった。


「おぉー、なんか冒険っぽくなってきたぞ。でもなぁ、この先に誰かがいるんだよな。どうしよう。見なかったことにして先に進もうかな。」


俺が、独り言を言っていると何が薄暗い階段の奥から飛んできた。


ドスッ



「ぐぎゃあっ。痛てぇっ。」


俺の左腕に、矢が刺さっていた。俺は、慌てて矢を抜いて、〈歩く67〉を発動した。



「ぐぅっ、〈歩く67〉×68発動」


腕の傷が直ぐに治る。



「なんだぁ、お前1人か?ヒョロいガキじゃねえか。俺はてっきり、討伐隊が組まれていて、みつかっちまたのかと思ったぜ。お前しかいないなら、お前を殺せばそれで解決だ。」



汚くて、臭いそうなおっさんが弓を構えて出てきた。これは、盗賊というやつだろうか。まだ喋っている盗賊を無視し、俺は直ぐに〈眠る97〉を盗賊に使った。


「〈眠る97〉×5発動。…………眠ったみたいだな。あぁ〜すげーびびった。少しちびっちゃったよ。」



もういないのか?念のため〈索敵〉スキルを使っておこう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

索敵

効果

周囲10mを瞬時に、索敵出来る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なっ、階段の奥から7人くらいきてるよ。クソ。〈眠る97〉×5 発動、発動、発動、発動ーっ。」



俺は、階段から残りの盗賊が来る前に全員眠らした。



「俺のスキルで、1番強いの〈眠る97〉かもな。よしっ、起きる前に盗賊の金とか装備貰っておこう。」


俺は、盗賊の有り金全部と、モソモソした非常食を〈アイテムボックス3〉に入れられるだけ入れた。鎧は、臭くて取ってきていない。武器は、俺のスキルが活かせる短剣を3つほど持ってきた。



「盗賊は、多分殺しても良いんだろうけどびびったせいで、結局殺さず逃げてきたけど大丈夫かな。非常に心配だ。後で命狙われたりしないかな。まぁ、お金は、手に入って良かったよ。」


お金は、銀貨35枚、銅貨230枚手に入ったが、価値がわからない。村を見つけたら聞いてみるか。








そして、結局村を見つけたのは、更に3日後のことだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ