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365回目の勇者召喚  作者: コカゼリオン
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第29話 夢も希望も無い俺





俺は今魔族のいる魔大陸に来ている。もちろんこれも、邪神のお告げの後、破ったら天罰あるよ、とアピールするためだ。人間の大陸では失敗したが、魔大陸ではハーレム作れるかもしれない。魔大陸は強い奴がモテるみたいだからな。しかも魔大陸には、悪魔っぽい魔族と、獣人っぽい魔族がいる。………だからっ、悪魔っ娘とケモミミハーレムが出来るかも…ふふ、ふふふ、はーっ、はっはっ。








………………だが、俺の試みは失敗した。人間の大陸ですでに、人相がバレていてこの大陸にその情報を持ち込んだ野郎が居たみたいだ。しかも敵対してる人間族と同じ見た目。そして変に噂が広がってたみたいで、終末の使者が来た大地は、全て砂漠になるとかいうガセ情報まで流れていた。もう阿鼻叫喚だった。

魔大陸は、魔王が納めてるが細かく管理しているのは、魔貴族たちだ。だが、まるで魔貴族達は聞いてくれない。あまり会いたく無いが、魔王から先に言ってうまく場を抑えてもらうべきだな。



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「ようっ、久しぶりだな、魔王。」



「…………邪神様からすでに聞いている。だが今回は、全て貴様が悪い。よく無い噂がお前からは流れ過ぎてる。すでに、魔族はお前の事を親の仇のように恨んでいた。」



俺の悪魔っ娘、ケモミミハーレムは、始まる前から終わってたみたいだ………。もう正直やる気でない。帰りたい。………………そういえば、2次元にも命があるって女神が言ってたな……。俺…これが終わったら2次元に受肉しようかな……。いやっ……、出来るのか?認識出来るだけなのか?後で女神に聞いてみるか………。よしっ、切り替えようっ。



「じゃあどうすればいい?」



「……お前の事はそのままにし、お前の存在を抑止力にする。結果も過程も変わらない。ただ、お前が物凄く恨まれるだけだ。」



「うっそ、そのままにするのかよっ。ダメだよ。マジで。魔大陸にもう来れなくなっちゃうじゃん。」



「来なければいい。」



「そんなぁ、どうやって悪魔っ娘、ケモミミハーレムを作ればいいんだよぉ〜。人にも恐れられ、魔族には恨まれる。もうだめじゃん。終わった。多分だめだ。本格的に2次元に受肉を検討しよう。後で絶対女神に聞こう。そう、絶対。」



「何を言っておる。まぁ、さっき言ったように広める。これで近いうちに、平和条約を結べるだろう。」



「わかった。俺はとりあえず天界に戻るよ。ここには夢も希望も無い。ここに居ても俺は幸せになれないんだ………。」




「………人の身で神になって何を言っておる………。」



「まぁいいや、もう行くよ。じゃっ。」








こうして俺は、夢も希望も無いこの大地を去り、天界に戻った。2次元に受肉する方法を聞くために………。




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