第28話 お告げ
俺は人間側の国を何ヶ国もまわったが、最悪だった。ナーブ王国をいって以来、皆んなビビりまくりなのだ。誰も近寄ってこようとしない。
そんな寂しい俺は今、ルーミス王国にいる。なんと、女神から聞いた話では、自身の駒にはお告げを出来る。と聞いたからだ。なので、変態ロリコン勇者にお告げをして驚かそうというわけだ。
「おっ、いたいた。孤児院で幼女と戯れてやがる……。」
「さぁ、みんなおいで。幼女達よ僕と一緒に遊ぼう。」
「おぅ、なんとも犯罪チックな絵面だ……。」
なのに、孤児院のシスターらしき人も微笑ましい目で見てやがる。そんなロリコン勇者には、お告げだ。よしっ、やるか。
………勇者よ、…ロリコンで、変態な勇者よ。世界は平和の為に動いている。勇者が真っ先に動かないでどうする。勇者よ、あなたは変態だが勇者だ。そう…ロリコン変態勇者…。世界の為に働くのだっ。
「うおぅっ、僕の頭に声が響く……。僕は、ロリコン変態勇者じゃない。変態紳士な勇者だっ。一体何処から声が……。」
フッ聞いてるようだな。まぁいい。もともと俺だけで足りてる。働く必要は無いか……。悪ふざけが過ぎたな。訂正しとこう。
勇者よ、女の子ばかりではなく男の子もしっかりと面倒をみるのです。紳士たるものしっかりやらなくてはダメなのです。
「ぬぉっ、また声が……。ふむ……。そうだな。紳士たるもの好き嫌いは良く無い。ロリもショタも分け隔て無くだ。」
おっ、聞いたみたいだな。これで分け隔て無く面倒を見るだろう。……よっし、この国もさっさと脅そう。
こうして俺は、人間の大体の国をまわったのだった。




