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365回目の勇者召喚  作者: コカゼリオン
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第19話 変態という名の紳士




俺は現在、ナーブ王国にやや近い奴隷商売が、盛んな街に来ていた。フード野郎から取った金は、大した額じゃなかったので、今回は下見みたいなものだ。




「へぇー、こんな感じのところなのかぁ。結構広いなぁ。」



俺は、奴隷の大体の値段を見ていた。奴隷は、誰も高かった。年数のきまった奴隷や、戦い専用の戦奴隷、手を出してはいけない奴隷など、様々だった。とりわけ高いのが性奴隷。もうめちゃクソ高い。可愛い子はもう特に高い。俺はもう、買うこと自体を諦めた。


「もうだめだ。俺はずっと奴隷買えないんだ。もう、奴隷ハーレム諦めよう。誰か、1人くらい俺を選んでくれる運命の彼女が、何処かには、いるはずだ。」




そうして、トボトボ歩いていると前の方で、たくさんの幼女を連れた、黒髪の男が歩いていた。……………黒髪?喋り声が聞こえてくる。




「僕、ナーブ王国の勇者なんだ。ここにいる幼女を全てつれてきてくれないか?」




アウトーー。あいつ、絶対〈双剣マスター〉のスキル持ちの勇者だ。あいつ、幼女趣味かよ。アウトだよ。アウト。てか、俺はもう買うのを諦めたんだぞ。許せん。


そして、俺はそいつに喧嘩腰で喋りかけてしまった。



「おいおいおい。さすがにそれは無いんじゃねぇか?幼女趣味とか、変態クソ野郎じゃねえか。おいこの野郎。」



「なっ、なんだい急に。言っておくが、僕は変態という名の紳士だ。YESロリータNOタッチを信条にしている。性奴隷としてゲスな奴に買われる前に、紳士な僕が救済をしているんだ。ん?……君…日本人だったりする?」



あっ、やべっ喋りかけちまった。とりあえず誤魔化しとこう。



「なんだ、日本人って?そんなの知らんぞ。」



「あぁ、僕の勘違いか…。すまない。」




「それで、本当に手を出してないんだろうな?」



「当たり前じゃないかっ。幼女は幼女なだけで、完璧なんだ。完成されている。決して、汚していいものではない。幼女はっ、愛でるものだぁっっ。それなのに、ここの奴らときたら……。その点君はいい。幼女に手を出さない。その上、手を出してるんじゃないかと僕に怒ってくるところを見ると、君も紳士だね。歓迎するよ。やっぱり、幼女は愛でるものだよね。」




うぉぉー、やめてくれぇー。こんな奴と一緒にされたくねぇー。








これが、双剣の勇者との最初の出会いだった。


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