第18話 ボコボコになるまで
俺はタイムリープで戻ったあと、ステータスを確認した。
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職業:勇者
レベル:86
HP:90
MP:0
力:88
守:88
速:87
スキル
〈タいムreーぷ〉
〈眠る88〉
〈歩く60〉
〈手の潤い83〉
〈あくび無効75〉
〈アイテムボックス2〉
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〈眠る〉スキルが1減っていた。クソっ。
その後、毒矢を放った奴をボコボコにするため、前回と同じ行動をした。
ヒュッ
来たっ。俺はステータスにもの言わせ飛んでくる毒矢を掴みとった。
「なぁっ‼︎」
矢の飛んできた向きから、驚いた声が聞こえてきた。俺は逃げられる前に、すぐさま間合いを詰めて、フードの野郎を殴りかかった。
ドゴッ
「ぐへっ、ひっ、ひぃー。」
「うるせぇっ。毒矢の恨みだ。このっ、このっ。」
ドゴッ
バキッ
「やっ、やめてくれぇ…」
泣きながら、やめてくと言うが俺の怒りが治らない。
「うるせぇー。お前が泣いても、殴るのをやめない。」
そのあと俺は、フードの男の顔が誰だか分からなくなるまで殴った。そしてやっと本題に入る。
「それで、なんで毒矢を放った?理由を言え。」
「ぞれは……い゛えない。」
俺が殴りすぎてまともに喋れていない。そしてまだ口を割らない。
「おいっ、まさか時間稼ぎでもしてるのか?また殴られたいのかっ。」
「ひぃっ。」
単純に、適当に狙ったのが、俺だとしたら直ぐ言うだろう。なのに言わないとなると、魔族関係か、俺を殺そうとしたナーブ王国くらいだろう。そして、コイツは人間。多分ナーブ王国だろう。なので俺は、こう言った。
「ナーブ王国の暗殺者辺りだろう。王様に言っておけ、次俺を殺そうとしたら、俺がお前を殺しに行くと。」
ボコボコになった、フードの男の目が見開かれる。
「な゛っ、じっでいで、ぎいだのか。」
「そうだよ。知っていてわざわざ聞いたんだよ。あっその前に、金、食料、武器は全部取らせてもらうからな。」
「ぞんなぁっ。ごれじゃあ帰れない゛。」
「うるせぇっ。早く行けっ。」
「ひぃっ。」
ボコボコのフード野郎は、悲鳴をあげて逃げていった。
こうして俺は、ひとまず金と食料の問題を解決したのだった。




