第17話 持ち物が……
俺は、これからのことを考えて思った。赤髪イケメンが、魔王を倒して世界を平和にするんだったら、勇者が頑張る必要ないじゃん。そもそも、俺は本来死んでるらしいから、好きなように生きよう。そう思ったのだ。もうカッコつけたりして、魔族となんて戦ったりしない。
そうっ。奴隷ハーレム作りの再開だっ。
「はいっ。………そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。……全く金がない。これじゃあ、馬車にも乗れない。食べ物すら買えない。ヤベェ〜よぉ〜。」
俺は、トルギネスをたおす為に買った魔道具のせいで、全財産銅貨7枚しかない。しかもその辺で、拾って食うにも〈食物鑑定〉スキルが無くなってしまったから、毒があるかどうかさえ分からない。さらに……人里から離れてトルギネスを待っていたせいで、村すら近くに無い。絶望的な状況だ。
「最悪だぁ〜。〈アイテムボックス2〉の中に入ってた非常食は、トルギネスのアゴと心臓が入ったせいで、食べられねぇ〜よぉ〜。見たくねぇ〜よぉ〜。」
俺はこれから2日水だけで、生きて行くようだ。街に着くまでそのくらいかかってしまう。もう最悪だ。もう日本帰りたい……。
そして俺は、何も無いまま街に向かう事になった。
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俺がひたすら一日中歩いていると、いきなり肩に矢が刺さった。
「痛っ、なんだこれ。誰がやったんだよ。出て来い。」
レベルが上がったのでダメージは殆どない。だがそう言うと、顔をフードで隠した奴が出てきてこう言ってきた。
「その矢には、毒が塗ってある。あと数分もしないうちに、死ぬ。……あっ、言っておくが解毒剤は無いぜ。恐怖して死ね。ギャハハ。」
はぁっ?何言ってんだ。毒?ふざけんなっ。情報は、ボコボコにしたあと聞き出してやる。
「クソっ、ゆるさねぇ。待ってろよ。次は、ボコボコにしてやる。」
そう言って、俺は倒れた。
「ギャハハっ、オメェに次はこねぇよ。」
次があるんだよ。クソが……。
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そして、時は遡る。




