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365回目の勇者召喚  作者: コカゼリオン
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第12話 上級魔族トルギネス現る




俺は、非常に焦っていた。あのゴリゴリ魔族のトルギネスが数日以内に来ると言われたからだ。数日以内というのもまたタチが悪い。いつくるか分からないのでもう最悪だ。もうすでに、1日たってしまった。

俺はまず出来るだけ遠くに逃げようかと思ったが、あの上級魔族はいきなり現れた。多分トルギネスもいきなり現れる事になるだろう。


次に思いついたのが、〈剣聖〉スキル持ちの勇者に助けを求める事だ。これも多分ダメだろう。あの後上がっていたとしても、130レベルは、超えてないだろう。


あとは、英雄級に助けを求めるぐらいしかないが、英雄級の奴らの場所が分からない。


となると、魔道具を買う事になるだろう。多分焼け石に水だろうが、無いよりは良いはずだ。魔道具は、魔力が無いと使えないが、魔石を使えば魔力の代わりとして使えるらしい。魔石に関しては、3つ程ある。この3つは、下級魔族よりは強く、中級魔族よりも弱い奴から取れたやつだ。この魔石自体が多分レアでモンスターや魔族から取れるのだが、下級魔族では、まず殆ど取れなかった。


俺は街に行き、使い捨ての魔道具を買った。使い捨てなのに、余り威力も高くなく値段も高めだ。俺はこれを買ったせいで、残りの財産が銅貨7枚だけとなってしまった。効果はこんな感じだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

使い捨ての雷撃の指輪

効果

拡散する雷撃を一発放てる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「無いよりは、マシだろう。溺死コンボをする時の足止め程度に考えとこう。」





その後俺は、他の奴らを巻き込まないように、出来るだけ人里から離れゴリゴリ魔族をまった。





ヒュン



いきなり現れる魔族のトルギネス。多分最初に使ってた転移魔法だろう。


「ハハッ、約束通り殺しに来たぜ。ユータ。」




「来たみたいだな、返り討ちにしてやるよ。」




虚勢を張ってみたけど、溺死コンボで返り討ちに出来なかったら確実に死ぬ。怖い。失禁しそう…。日本に帰りたい……。






ついに、上級魔族と戦う事になった俺は、もてはやされるかも、というだけで魔族に喧嘩を売ってしまった事を後悔するのだった。


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