職業作家になったら
このサイトは若い人が多いので、職業作家になったとしても心配はないでしょうが、作家は普通の仕事よりかなりハードですよね。
大きい賞でも取ればそれに見合う収入は得られるのだろうけれど、それにしても自死だの客死だの病死が多すぎると思います。
締切があれば徹夜もしなければならないだろうし。これは心身ともにかなりの負担でしょうね。
取材旅行にも行かなければならないし、講演会もあるだろうし。
しかも最近ではメディアにも出ているし。芸能人が小説を書いている時代だから問題はないとは思うのだけれど、人前に出たくない人にとってはかなりの精神的負担でしょうね。
よほどの大御所でもない限り出版社の意向には逆らえないだろうし。
何かを表現したいと言っても、心のどこかで褒められたい、名声を得たいという気持ちがあるのですよ。
これが困る。食欲なら食べれば収まるのですよ。
どこかで少しづつ病んでしまうのでしょうね。
言ってしまえば個人営業だから、本人の裁量なのですよ。
小さな飲食店を夫婦で開きました。おもった以上に流行って年中無休、睡眠時間は三時間みたいな話はあるけれど自死したという話は聞きませんよね。
大御所の作品ですが、「菊枕」というのがあるのです。救いようがないほど暗いのです。
この大御所ですが自分のドラマにワンカット出演しているのですよ。存在感ありました。