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秘密基地の何でも屋  作者: 姫元 元樹 
始めるための行動
2/15

始めるためのはじまり

まあ、あれは二週間くらい前だったと思う。その日は休みで、なんとなく近くの公園へ行った。


「なーんでここにきたんだろう」


俺ことキョウスケはぼっつらぼっつら歩いてここに来たものの、正直何かしたくてきたわけではない。というか完全に散歩のついでによったとかそんなやつである。


いつもなんとなしにしか考えてない俺には意味を求めても仕方ないが。


「そういえば--」


そういえば小さいときこの公園のどっかに秘密基地とかいって作ったな。


などとまあくだらないことを考えながら歩いていたわけだが。


「久しぶりに探してみるか」


キョウスケはそういい、歩みを少し早めた。


------


十数分後--。


「この辺だった気がするんだけど……」


キョウスケは茂みの辺りに立っていた。


この公園は広く、起伏の多い地形で小さな山ほどある丘陵を切り開く形でこの公園が作られていて、一周するにも時間と体力が必要になる。


それをこの短時間で曖昧な記憶を引っ張り出した俺を誉めてあげたい。


もちろん、今も残っている可能は低い。けど、この記憶が正しいならうえがきのようなものにできた空洞を秘密基地と銘打って遊んでいたが……。


「これかな?」


キョウスケはそう言ってかがみこんだ。


見つけた空洞に頭を突っ込み、中を覗き見る。


「なんだこれ?」


キョウスケは中にあった箱状のものを取り出す。


「なんだこれ?」


持ち出した箱を開ける。


「……手紙?」


中には手紙といくつかの紙が入ってた。


その手紙には「誰にも見られないところで読むこと」と書かれていた。


「なんじゃこれ」

話を書くって難しいです。

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