表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
秘密基地の何でも屋  作者: 姫元 元樹 
始めるための序章
1/15

プロローグ

えー、恥ずかしながらも書き始めさせていただきます。

つたないですが、どうか優しく見守ってください

「ひぃーまぁー」


公園のベンチに背もたれ側にもたれ掛かるように伏せぎみに座る少女が大きくこぼした。


「暇でござるよー、キョウスケー」


少女は隣に座る少年に語りかける。


「あー、仕事ないんだから我慢しなさい。というかかえって勉強しろ、勉強」


キョウスケと呼ばれた少年は興味なさげに空を、虚空を見つめながら返事をする。


「あと、女の子がござるとか着けない。まったく、はしたないわよ」


「いや、オカンかお前は」


キョウスケの発言に対し鋭く突っ込む少女。


「というか、キョウコさんやー。何で今日呼び出したの?」


キョウスケは隣の少女に--キョウコにちらと視線を向け訪ねる。


「いやね、実はさー、ちょーっちばかし面倒なことがね--」


キョウコが体をお越し、どこか申し訳なさそうに言う。


ちょーっちどころじゃなさそうだな、これは。


そう心の中で呟き、ため息をつきながら空を見上げる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ