#007:VRMMO
VRMMO、いつになったら実現するのか。
パソコン性能的なことは心配していない、非接触で脳から直接入力できるのならそれだけ技術も進んでいるだろう。
私が気になるのは、通信におけるタイムラグ。現在のMMOで通信ラグの発生していないゲームを知らない。それよりも通信量の増えるVRMMOで必要になる速度というと想像が出来ない。
現在の通信方法の延長上では、タイムラグをなくすことは出来ない。VRになることでラグが目立つようになると思うのだがどうだろう?
アバターの外見設定に制限が入る作品があるけど、これも疑問に思う。
2~3の発言から個人を特定されることもあるのに、リアルの顔が基本データになってるのは自らを晒しているようなもの。
男と女で重心位置が違うとか、極端に身体データを変えると操作しにくいというのもどうなのだろう?
モンスターへの攻撃をアシストする機能があるのなら、気にするものでもないように思うのだけど。スムーズにキャラを操作することより、目標に攻撃を当てることが重要なのか。
自キャラの姿を見ながら進めるゲームではないから、ネカマは少なくなるとは思うけど、0にはならないだろう。
非常に多くの作品が初のVRMMOと名乗り、多くがリアルであり、スキルが豊富で、非常に人気があるとされている。
そして決まったように、デスゲームが始まり、ゲームをクリアしろとくる。
スタートとゴールを同じにしたら、途中ルートでオリジナル性を出す必要があるのに、人気があるのは、チートとハーレム。
似せる気がなくても似てくるし、盗作の疑いもかけられる。
アップデートを繰り返しながら、未完成品を完成品にしていくのがネットゲームの常識。
いきなり完成品でデスゲームが始まりましたは責任問題以前に資金不足で会社がつぶれる。
VRMMOの武器に命中率や攻撃力というパラメーターは存在するのか?
武器の形状、長さ、重さで扱いやすさが決まり、実際に振るわれ、接触度合いや材質の影響も追加してダメージが決定されるのでは?
ここまでいくとリアルすぎる? リアルを売りにしてると設定している作品ばかりなんだけど。
思考入力と音声入力、VRMMOをやってる全ての人が思考入力できないとおかしくない?
脳から身体への信号をカットしてゲームへ信号を送っている設定で、発声しないとスキルの使用が難しいというのはどういうこと?
ゲーム内時間、リアルと同期していたら学校や会社に行ってる人はINするのはいつも同じ時間、ゲーム内で太陽を見たことが無いなんて事に。
何千、何万倍の加速をする作品もあるけど、これだと脳が疲労で機能しなくなるのでは?
走馬灯のように記憶を再現するのではなく、新しい状況に対して逐次判断をするのだから限界があるように思う。
それに加えて、通信速度も問題になる。加速にあわせて通信量も増やさなくてはならない。
リアルとゲーム内時間が同期しているのならミリ秒毎の通信でミリ秒単位の入力をフォローできるけど、ゲーム内時間が千倍に加速しているだけでミリ秒単位の通信では秒単位の入力にしか対応できない。