#011:言語
神様チートで読み書き会話に困らない、日本でサービスしているゲームだから日本語で当たり前というのはいい。
異世界物や国外にもサービスしているゲームでありながら、言語が1つしかないように感じられるのはどうなのだろう?
国を超えた組織、冒険者ギルドがあることに関係しているのだろうか。ゲームならシステムに翻訳機能が備わっているということなのか。
魔法がイメージを重視するようになって、魔法言語がなくなったように思う。
チートやゲーム設定のおかげで、魔導書を苦労することなく読み進めていく。
魔法系統ごとに違う言語が使われている様子もなく、詠唱から相手の魔法を予測することもない。
北欧神話ではオーディンが自分の目や命を代償に魔術を会得しルーン文字を探る。
神秘的な文字とされ、お守りや占いによく使われるが、日常生活の中でも普通に使われていた。神秘的な文字とされたのは、ラテン語の普及により非日常の言語になったからだろう。
TRPGでは、ライトな作品でもない限り言語がいくつも設定されているものだけど、それをうまく使ったシナリオにはなかなか出会えない。
魔王と呼ばれる存在すら勇者たちと同じ言語で会話し、下級種族とでは片言の会話に終わる。
なろうの作品ではチート翻訳能力を持ってしても言葉が聞き取れないことが多い。
世界に1つしか言語がなくチートによって自動で翻訳されるからと言っても問題が起きないなんてことはない。異世界にあって現代日本にない、異世界にはなく現代日本にある言葉がいくつかあれば、うまく伝わらないなんてことも起きるだろう。同じ言語であっても方言で違う意味になってしまうこともある。
作者に想像力がないのか、あえて言語に関するエピソードをなくしているのか・・・。