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月を詠む  作者: 都合
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帝都へ3

「ほ、本当に受け取って良いのですか?」


「あぁ、そのために買ったからな」


私は戸惑っていた。それも、先ほどの洋服一式をプレゼントしてくれるとのこと。店に入る前の言い方からして、ツクヨミ様自身の買い物だと思っていたので、戸惑いを隠せない。それに。


「誰かからプレゼントをもらったのは初めてです。ありがとうございます。大切にしますね」


そう、私はプレゼントをもらうこと自体が初めてだった。こんな素敵な洋服を、私に。私が、こんな素敵な洋服を。プレゼントしてもらえるなんて。


店を出て、再度街を歩く。高級そうな生地と繊細なレースが視界に入る。その度に嬉しくて、思わず笑みがこぼれてしまう。


「よく似合っている」


半歩先を歩いていたツクヨミ様が振り返って、私を褒めてくれる。それが心の底から嬉しくて、こんなにも幸せだと感じていいのかと、少し不安になってしまうくらいだった。

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