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月を詠む  作者: 都合
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知ること

まずは私ができること、それは知らないことを知ること。真実を知ること。


落ち込んだ気持ちを持ち直した時には、夜になっていた。そんなに遅くはない時間なので、ツツジに案内してもらいツクヨミ様の元へ。急に聞いても全てを話してくれるとは思えないが、少しでも聞けたらと思い、意を決して襖越しに声をかける。


「ツクヨミ様、少しお話させていただけないでしょうか?」


胸の前で組んだ手が汗ばむ。こんなに緊張するのは、ツクヨミ様と初めて会う時以来かもしれない。自分の鼓動を感じていると、目の前の襖が音を立てずに開く。


「入れ」


ツクヨミ様は襖を開いて、部屋に招き入れてくれる。ツツジは部屋に入ることなく、一礼して下がっていった。部屋の中は書物が多くあり、机には書きかけ書類のような紙があったので、いつもここで仕事をしているのだろう。


ツクヨミ様が座った真向かいに、座布団が置かれている。ここに座れ、ということだろう。座ると、思ったよりも近くでツクヨミ様と話すことになってしまった。


「話とは」


そして、早速本題を聞かれる。忙しいであろうツクヨミ様の時間を無駄にするわけにはいかない。それに、ここで話さなければ何も進展はしない。腹をくくって、話す。


「私と業の関係について、なにかご存じではないでしょうか?」

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