僕は、することがない。
引き続きよろしくお願いいたします。
「おはよう。」
「あ、あ、・・・おはよう。」
朝起きて、リビングに向かおうとすると廊下で古賀さんと会った。
一体なぜ?と、思ったら、昨日僕が連れてきたのを思い出しました。…
「えっとー、」
あれ、いつも何を話していたっけ…。
うぅ、あまり思い出せない。
「あ、あの、良い匂いするね。」
古賀さんが、じゃなくて…
「そ、そうだ・ね。」
・・・なんか、気まずい。それと、パジャマが可愛い。…
無言で階段を下りる。その時は、レディーファーストをした。
・・・そんだけ。…
お洒落なクマさん柄だった。
※
「「ご馳走様でした。」」
母さんが作ってくれた朝食を食べ終えた。
しかし、今日は土曜日。僕は、ボッチ。イコールすることがない。
本当はと言うか、…妄想が現実になっていたならば、デートを入れれるように空けておいたのに。…
この続きは、言わなくてもいいだろう。
さあ、本当に何をしようか。
古賀さんを放っておくのは良くないし、…それに、いや、まず、古賀さんの予定が分からないから放っておくも何もないか。
「・・・古賀さん、この後…というか、今日は何か予定が在ったりするの?」
沈黙の空気を破るように口を開く僕。・・・しかし、このコミュニテーション能力は、家族じゃないと発揮できないけど…
僕の質問に、スマホを取り出して確認している。
そして、――――
「スカスカ」
だそうです。
本当に、どうしよう。…
「あ、でも、日用品が足りない…」
「たとえば?」
もしかしたら、暇つぶしに一緒に買い物に行ける。
・・・うん。これだ!
「うーん。・・・下着、とか?」
・・・・・・
「ねえ、古賀さん。…真面目に言って!」
「あ、ごめん。千堂君はそういう年頃…だもんねえ。」
これは、挑発かな。
乗ったら、いじられ殺される奴だと僕は知っている。
「・・・古賀さん、家で何する?ゲーム、一応あるけど…」
「いいねえ。で、負けたら罰ゲームね!」
え、そんな感じなの?
実は僕、女の子と遊んだ経験が無かったりする。(ゲームの話ですよ!)
だから、女の子がどう遊ぶのか知らないのだ。
なんというか、…新鮮。嬉しくないけど。この瞬間は、嬉しいけど!
※
と、いうわけで、完敗した。
むきになって、途中本気で勝ちに行っても負けた。
一手も、二手も先を読まれていた気がした。
ゲームを変えても、結果は同じ。…いつから、すべてのゲームは心理戦になったのやら。
そして、罰ゲームの内容が――――――――
どうでしょうか?
感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願いいたします!(^o^)丿